...絵像)を安置すること(二)偶像の周囲に光明をえがくこと(三)神前に礼壇を設け...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...寺内に安置することを禁ずればなり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...つまり科学の外に何等かの哲学という学問(否学問でなくてさえいいのであるが)を安置することが...
戸坂潤 「科学論」
...水中に鉢のまま安置する...
豊島与志雄 「山上湖」
...下へも置かずお角さんを舟の正座に安置する...
中里介山 「大菩薩峠」
...その中に氷を安置する...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...そして乾板を入れたものは封印をせずに無人の室に暫(しばら)く安置するのである...
中谷宇吉郎 「千里眼その他」
...これを客観的に安置する必要が起って参ります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...実は我と物を区別してこれを手際(てぎわ)よく安置するために空間と時間の御堂(みどう)を建立(こんりゅう)したも同然である...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...門の前に棺桶を安置するがごとし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...または亡き骸(がら)を安置するただの場所でもないのです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...小釈迦(こしゃか)の銅像を安置することで...
柳田国男 「年中行事覚書」
...各家の木牌を安置する場所を定めるのに...
横光利一 「夜の靴」
...仮に安置することになった...
吉川英治 「親鸞」
...右の地藏尊を本尊として其處に安置する事になつた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...右の地蔵尊を本尊として其処に安置する事になった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...四天王を堂の四隅に安置するやり方も...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...この上体を静寂な調和のうちに安置する大らかな結跏(けっか)の形といい...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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