...船に掉して安房国に赴く...
太宰治 「右大臣実朝」
...安房国の沖に黒雲が起って...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...もと安房国(あわのくに)清澄(きよすみ)の山におりました小法師でございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...同書巻第二十四主計上凡諸国輪調云々海松各四十三斤但隠岐国三十三斤五両凡中男一人輸作物海松五斤志摩国調海松安房国庸海松四百斤云々とあり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...素(もと)二人の女は安房国朝夷郡真門村(あわのくにあさいごおりまかどむら)で由緒のある内木四郎右衛門(うちきしろえもん)と云うものの娘で...
森鴎外 「じいさんばあさん」
...どことどこの城がそれを備えておりましょうや」「安房国館山(あわのくにたてやま)の里見義弘(さとみよしひろ)が城――ここには三層の天守(てんしゅ)があって海に面し...
吉川英治 「新書太閤記」
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