...(叔父が安房(あは)上総(かづさ)へ武者修行に出かけ...
芥川龍之介 「本所両国」
...しかしながら彼れは幕末の勝安房や朝鮮の李完用と並称せらるべき人物であります...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...(市川附近や安房の富山には『八犬伝』の遺跡と伝えられる処が既にあるという咄だ...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...二 鏡ヶ浦宮は安房神社...
大町桂月 「房州の一夏」
......
高見順 「死の淵より」
...さすが勝安房守の名声も...
中里介山 「大菩薩峠」
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長塚節 「長塚節歌集 中」
...安房の山皆痛ましく離れてぞ立つ昭和八年の秋...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...同書巻第二十四主計上凡諸国輪調云々海松各四十三斤但隠岐国三十三斤五両凡中男一人輸作物海松五斤志摩国調海松安房国庸海松四百斤云々とあり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...上総と安房(あわ)との堺(さかい)ばかりにあったのではありません...
柳田國男 「日本の伝説」
...(安房志...
柳田國男 「日本の伝説」
...お父うえ安房守(あわのかみ)さまの御心底はいかがでありましょうか...
山本周五郎 「日本婦道記」
...すぐたち戻って安房さまへさようお伝え申すよう」云い終るとすぐ...
山本周五郎 「日本婦道記」
...北条安房(あわ)どのを訪れ...
吉川英治 「剣の四君子」
...ぜひなく、彼も供に加わり、かくなる上は、とその由を、安房へ報じて、北条時政やその他の人々へ、(途中で待つ...
吉川英治 「源頼朝」
...安房を立ち、隅田川を発し、鎌倉へ着いてからでも、何事にまれ、明日(あした)を待って、という事はなかった...
吉川英治 「源頼朝」
...安房守は、案内に立って、「ござれ」と、部屋の外へ導いた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...実はこの安房(あわ)も...
吉川英治 「宮本武蔵」
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