...安危がかかっている:The safety is in danger....
...安危を知らせる:To inform about safety....
...安危に関する:Regarding safety....
...安危を見極める:To judge the safety....
...安危について話し合う:To discuss safety....
...一国の安危(あんき)にも関(かかわ)る訣(わけ)である...
芥川龍之介 「おぎん」
...しかし一身の安危(あんき)などは上帝(じょうてい)の意志に任せてあるのか...
芥川龍之介 「少年」
...直接の動機はこの可憐(かれん)なる糸子の安危をたしかめたいことにあった...
海野十三 「蠅男」
...国家の安危盛衰の岐(わか)れるところはこの道徳的に精神的にいわゆる人類の共同ということを忘れるや否やにある...
大隈重信 「始業式訓示」
...然るに人生の複雑なる、安危交錯して、吾人の家庭と社会とに屡(しばしば)不測の惨禍を起して其調和を失うことを免れず...
関寛 「関牧塲創業記事」
...しかして彼のごとく憤発激昂みずから進んでやまざるゆえんのものは自家頭上に禍福安危の応報あればなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...公衆の安危の独裁者...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...自分一人好ければ構わない気なんだから」何故(なぜ)子供の安危(あんき)を自分より先に考えなかったかというのが細君の不平であった...
夏目漱石 「道草」
...――主家の安危には替へ難い...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天下の安危此時に懸り...
服部之総 「新撰組」
...帝室の安危如何とて憂慮の餘りに...
福沢諭吉 「帝室論」
...家国の安危を度外視するにしても...
宮本百合子 「印象」
...ただ主君の安危如何があるだけで...
吉川英治 「上杉謙信」
...朝野の安危を見とどけずに...
吉川英治 「三国志」
...宮闕(きゅうけつ)の安危を案じる面々が...
吉川英治 「私本太平記」
...家康の安危を見とどけようものと...
吉川英治 「新書太閤記」
...杯間(はいかん)、ふと、(長篠の味方どもは?)と、その安危が、しばしば胸を襲って来るが、強(し)いて笑い興じ、努めて平常のごとく装(よそお)い、信長をして少しでも、(おれの援助がなければ、徳川家はいま滅亡のほかはないのだ)などと思い上がらせるような弱体ぶりは示さなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...自己の一命や安危(あんき)などは措(お)いて...
吉川英治 「新書太閤記」
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