...その長は中務少輔安吉にして脇坂淡路守安元の養子となりたる人也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...安元の火事日本の地震で最初に文献にあらわれているのは...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...「去にし安元三年四月二十八日かとよ...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...弘安元年五月一日に與へられたのには...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...六月二十七日(弘安元年)同二年十二月二十七日は...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...従三位(じゅさんみ)藤原ノ朝臣(あそん)泰文は「悪霊民部卿」という忌名(いみな)で知られている藤原ノ忠文(ただぶみ)の四代の孫で、弁官、内蔵頭を経て大蔵卿に任ぜられ、安元二年、従三位に進んで中納言になった...
久生十蘭 「無月物語」
...『会津旧事雑考』より承安元年辛卯(かのとう)を耶麻郡新宮の神器の銘に...
南方熊楠 「十二支考」
...永正三丙寅と承安元辛卯...
南方熊楠 「十二支考」
...慶安元年板『千句独吟之俳諧』には「枕上の時鶏に夢を醒(さま)されて」「南蛮人の月を見るさま」と時鶏の字を用い居る...
南方熊楠 「十二支考」
...元は此年の武鑑奥医師の下(もと)に「多紀安良法眼、父安元、二百表、向柳原」と記してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...三回忌は慶安元年になるからである...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...建安元年の冬だった...
吉川英治 「三国志」
...改元して安元二年...
吉川英治 「親鸞」
...この安元二年の正月から病(やまい)にかかって臥せ籠っていたのである...
吉川英治 「親鸞」
...茲(ここ)に源空(げんくう)(法然上人)安元元年より浄土門を起す...
吉川英治 「親鸞」
...それから得度剃髪(ていはつ)九歳までの間に、年号は安元、治承、養和と変わっておりまして、この間に木曾義仲の乱入、やがて平家都落ち、壇の浦、平家一族の没落というような歴史的な事件があります...
吉川英治 「親鸞聖人について」
...ことしはもう安元二年...
吉川英治 「源頼朝」
...安元二年というと...
吉川英治 「源頼朝」
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