...少くとも人民はその業に安んじることができるはずだ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...系列的分類そのものに安んじることが出来ないことが見出される...
戸坂潤 「科学方法論」
...だから科学は――賤しい労働者と同じく――一日としてその成果に安んじることは出来ず...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...蕪雑な批評で安んじるような傾向が決して無いとは云われなかったのである...
宮本百合子 「概念と心其もの」
...しかしこんな程度を功として安んじる趙雲ではない...
吉川英治 「三国志」
...そんな小成(しょうせい)に安んじるくらいなら何も」「過ぎるぞ...
吉川英治 「私本太平記」
...(いたのか……)と安んじる情愛の半面から...
吉川英治 「新書太閤記」
...なにかしら心に安んじるものを抱いていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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