例文・使い方一覧でみる「安め」の意味


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...若しも領主の心を安め得るならば...   若しも領主の心を安め得るならばの読み方
伊藤左千夫 「古代之少女」

...病人には病気でないやうな気安めを...   病人には病気でないやうな気安めをの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...」「気安めは言はん事ぢや...   」「気安めは言はん事ぢやの読み方
薄田泣菫 「茶話」

...高知で眼についた看板二三――安めし...   高知で眼についた看板二三――安めしの読み方
種田山頭火 「四国遍路日記」

...そう言ってくれるのを自分でも気安めだ...   そう言ってくれるのを自分でも気安めだの読み方
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」

...衰えた神経の安めにもなるのであったが...   衰えた神経の安めにもなるのであったがの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...心を安めるためにと自ら言っていた...   心を安めるためにと自ら言っていたの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...脅かすものも心を安めるものも...   脅かすものも心を安めるものもの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...気安めをいうように...   気安めをいうようにの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...気安めをするより外になかったかれ等は...   気安めをするより外になかったかれ等はの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...心を安めなくてはなりません...   心を安めなくてはなりませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...無造作なる早合點の自信や氣安めを促し...   無造作なる早合點の自信や氣安めを促しの読み方
波多野精一 「時と永遠」

...老母の心をも安めて...   老母の心をも安めての読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...余は再び病室の方に這(は)ひ戻りて蒲団に上るや否や頭を枕の上に安めて...   余は再び病室の方に這ひ戻りて蒲団に上るや否や頭を枕の上に安めての読み方
正岡子規 「明治卅三年十月十五日記事」

...終日眠って心身を安め...   終日眠って心身を安めの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...第二百六十 食道楽会小山の一諾(いちだく)に中川も漸(ようや)く心を安めたり...   第二百六十 食道楽会小山の一諾に中川も漸く心を安めたりの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...真に宸襟(しんきん)を安めたてまつれりという功も聞かず...   真に宸襟を安めたてまつれりという功も聞かずの読み方
吉川英治 「三国志」

...不安めいた疑念を抱く余地はなかった...   不安めいた疑念を抱く余地はなかったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「安め」の読みかた

「安め」の書き方・書き順

いろんなフォントで「安め」


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