...不安でもあったが...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...何か僕の将来に対する唯ぼんやりした不安である...
芥川龍之介 「或旧友へ送る手記」
...私の生活が平安であること...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...イヤな言葉だと思いながら、僕もやはりこの言葉に脅迫せられ、おびえて震えて、何を仕様としてもてれくさく、絶えず不安で、ドキドキして身の置きどころが無く、いっそ酒や麻薬の目まいに依(よ)って、つかのまの落ちつきを得たくて、そうして、めちゃくちゃになりました...
太宰治 「斜陽」
...去年の秋に来たときは、も少し明るい印象を受けたのに、信州は、春は駄目なのかしら、と不安であった...
太宰治 「八十八夜」
...アパートに部屋を持たせておくことはちょっと不安で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...眼を開くことが不安で...
豊島与志雄 「朝やけ」
...生活の慰安ではなくて生活の推進力となり...
豊島与志雄 「文学への実感について」
...常でさえ宗近君に捕(つら)まると何となく不安である...
夏目漱石 「虞美人草」
...その心持は純然たる恐怖でも不安でも不快でもなく...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...胃は固(もと)より切(せつ)ないほど不安であるが...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...始めは不安で、猫に出くわさないかと心配しました...
林芙美子 「梟の大旅行」
...医療関係者は不安で心配そう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...京水の子が全安である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また不安で気持がおちつかないらしい...
山本周五郎 「桑の木物語」
...昨日まで駅員も監視兵も巡査も一切が日本人であつた汽車の乗心地の平安であつたのに比べて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...もしいささかでも不安であり...
吉川英治 「私本太平記」
...正成におまかせおきくだされませ」「したが生(なま)じな使いでは不安であるぞ...
吉川英治 「私本太平記」
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