...小町を守護する三十番神(さんじゅうばんじん)じゃ...
芥川龍之介 「二人小町」
...且つ愛し且つ守護するのです...
泉鏡花 「海神別荘」
...膚(はだ)を守護する位が備わり...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...そこでそれを守護する者もそれより早く行つている必要はなかつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...われは華厳経を守護する処の竜神である...
中里介山 「法然行伝」
...真中に大切なものを守護するごとく...
夏目漱石 「野分」
...せめて他所乍(よそなが)ら守護するつもりだつたと解り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...せめて他所(よそ)ながら守護するつもりだったと解り...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...即(すなは)ち君自身を守護することである……」易者さんは英文と日本文とでそのやうに書いた紙を柵にはりつけて米兵の注目をひいてゐた...
宮地嘉六 「老残」
...私は彼らを守護するものが自然の叡智であり...
柳宗悦 「工藝の道」
...真理の王国を守護する事を決して忘れはしない...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...彼等を守護する自然の意志に上下はないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...それを守護するのが...
柳宗悦 「民藝四十年」
...なぜならこれらのことこそは国民性を守護する大切な基礎になるからです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それぞれ聖地を守護する精神があって...
横光利一 「欧洲紀行」
...守護するの覚悟をもって...
吉川英治 「三国志」
...おめおめ自分らの守護するお人を敵方へわたすような者どもではない...
吉川英治 「私本太平記」
...守護するはずの兵が...
吉川英治 「源頼朝」
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