...小町を守護する三十番神(さんじゅうばんじん)じゃ...
芥川龍之介 「二人小町」
...世界から貴女を守護する...
泉鏡花 「海神別荘」
...守護する――」「今迄でも...
直木三十五 「南国太平記」
...伊太夫の部屋を守護するような陣形で別室へ寝ましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...真中に大切なものを守護するごとく...
夏目漱石 「野分」
...それを守護するのと同じ事に帰着した...
夏目漱石 「明暗」
...山中を守護するが故に...
南方熊楠 「十二支考」
...これがこの島の経済を守護するに至って...
柳宗悦 「小鹿田窯への懸念」
...真理の王国を守護する事を決して忘れはしない...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...真理の王国を守護する事を決して忘れはしない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...あらゆる事情においてそれらのものを守護する事は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...なぜならこれらのことこそは国民性を守護する大切な基礎になるからです...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その貯蓄を守護するものを守護しなければならぬのだ...
横光利一 「上海」
...ここに法を守護するフランスの伝統を見たと思った...
横光利一 「旅愁」
...守護するの覚悟をもって...
吉川英治 「三国志」
...おめおめ自分らの守護するお人を敵方へわたすような者どもではない...
吉川英治 「私本太平記」
...守護するはずの兵が...
吉川英治 「源頼朝」
...機関銃の音が静寂を破って響き渡るたびに人々は黙々として家屋の囲壁(いへき)のなかに自己を守護するのであった...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
便利!手書き漢字入力検索