...自分の名がつけられているハドソン河とハドソン市とを守護することを許されているのである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...――あの男たらしを守護するのですか?神将 黙れ! か弱い女をいじめるばかりか...
芥川龍之介 「二人小町」
...世界から貴女を守護する...
泉鏡花 「海神別荘」
...』私はじぶんが単なる即席の思いつきでこの個人的な会話を切り出したのではないという立場を守護するために...
谷譲次 「踊る地平線」
...そこでそれを守護する者もそれより早く行つている必要はなかつた...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...守護する――」「今迄でも...
直木三十五 「南国太平記」
...守護する役などに用いられたりして...
長谷川時雨 「渡りきらぬ橋」
...頭骨有りて其腦髓を圍み守護するなれども...
福澤諭吉 「養生の心得」
...即(すなは)ち君自身を守護することである……」易者さんは英文と日本文とでそのやうに書いた紙を柵にはりつけて米兵の注目をひいてゐた...
宮地嘉六 「老残」
...これがこの島の経済を守護するに至って...
柳宗悦 「小鹿田窯への懸念」
...彼らを守護する自然の叡智(えいち)に固き信頼をもとう...
柳宗悦 「工藝の道」
...真理の王国を守護する事を決して忘れはしない...
柳宗悦 「民藝四十年」
...それを守護するのが...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その貯蓄を守護するものを守護しなければならぬのだ...
横光利一 「上海」
...定雄は神仏の安置所がこのような高位置にあるのはそれを守護する僧侶の心をかき乱す作用を与えるばかりで...
横光利一 「比叡」
...帝室の玉璽(ぎょくじ)や宝器を守護する役名である...
吉川英治 「三国志」
...守護するはずの兵が...
吉川英治 「源頼朝」
...機関銃の音が静寂を破って響き渡るたびに人々は黙々として家屋の囲壁(いへき)のなかに自己を守護するのであった...
吉行エイスケ 「地図に出てくる男女」
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