...「……約束は、守るよ...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...つくづくと相手の顔を見守るのであった...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...貴様の持っている例の品物を元の持主に返し(送り先は知っている筈だ)今日(こんにち)以後かたく秘密を守ると誓うなら...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...いきおい守るほうを失念してしまっていた...
太宰治 「春の盗賊」
...人民は法律を守る義務が無い...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...これを見守る人々の心をまさにきたるべき現象の期待によって緊張させるにちょうど適当な時間だけ継続する...
寺田寅彦 「備忘録」
...互に警めて互に守る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...清渭の流れ水やせてむせぶ非情の秋の聲夜は關山の風泣いて暗に迷ふかかりがねは令(れい)風霜の威もすごく守るとりでの垣の外...
土井晩翠 「天地有情」
...それを守る人々を見廻して...
中里介山 「大菩薩峠」
...己(おの)がものとしてこれを守るの心は同様なり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...私達がそれを堅く守ることで一層私の興味が増してゐた...
牧野信一 「毒気」
...主として自分自身を守る利己的な心持から念じてゐた...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...ペロポネソスの或る細道を守るべく委任されていた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼らの室を守るに要なし...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...家の中にあるすべての物はこれを守る人がいないので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自然は工藝を守るのに煩瑣の道を選びはしない...
柳宗悦 「工藝の道」
...仕合せを守ることに努めよう...
山本周五郎 「竹柏記」
...台所番の小侍から門を守る小者の末にいたるまで...
吉川英治 「新書太閤記」
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