...国民は特に謙譲の徳を守り...
石原莞爾 「最終戦争論」
...生命(いのち)と恩恵(めぐみ)とを我に授け我を顧(かえり)みてわが息(いき)を守り給えり」という...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...各自近傍の得意を守り...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...私の守り本尊にしたいと思いますから是非どうかお譲り下さい」と...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...庭の稲荷の祠(ほこら)については守り神として代々祭って来たのであるから...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...英気颯爽(さっそう)としているナ」柳沢の顔を見守りながら...
近松秋江 「うつり香」
...角の獣――とひとまず呼ぶが――ハンターからは見えない群れの守り役なのだろう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...誰が国を守りますの?」「そんな必要は少しもありませんよ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...細君は赤ん坊を守りしながら...
豊島与志雄 「不肖の兄」
...一晩君の身体を守り通したのだ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...そうして日射病よけというよりはウェヌスのお守りとなり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お守りが要(い)ったんだよ...
山川方夫 「お守り」
...いろいろなものから守りたいと思っているの...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...真に漢朝を守り立てしめ...
吉川英治 「三国志」
...ここのお守り役も大抵ではありますまい」と...
吉川英治 「私本太平記」
...わけて不知哉丸を珠と守り育ててきた三河諸党の者が...
吉川英治 「私本太平記」
...きっとその約束を守りますといって宮内(くない)にちかった...
吉川英治 「神州天馬侠」
...途中からお守り申しあげ...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索