...この答は彼自身を見守りつけた彼自身にも意外だつた...
芥川龍之介 「或阿呆の一生」
...帯の間からお守りを出して...
有島武郎 「骨」
...愛する富子の清浄をどこまでも守り通した気品と...
大阪圭吉 「白妖」
...人間の為よかれとお守りくだされる...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...父さん母さんを御守り下さい...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...たとえ女房に対しても守ります...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...お前はただ規律に従い、命令を守り、義務を果たす謹直な人で、家をすてて女に会いに行くなどということはないでしょうね...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...剛柔が能(よ)くその分を守りその調和を保ちて...
新渡戸稲造 「自警録」
...この男の守り本尊の天邪鬼(あまのじやく)が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...苦楽相共の契約を守りて...
福沢諭吉 「新女大学」
...私はこの人を守り...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...火事は大工の守り神だ...
山本周五郎 「ちいさこべ」
...敵は兵馬一体の大突撃がやれますよ」「城の守り...
山本周五郎 「半之助祝言」
...或(ある)時は臨終の白鳥(はくてう)を見守り...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...珠の如く守り育てていたのである...
吉川英治 「黒田如水」
...味方の防塁を守り...
吉川英治 「三国志」
...世を惜しみ」「戦わば……」「おくれはせじ」「守りなば……」「ゆずりはせじ」「三年(みとせ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...守り手のない妃のところへは武士をさし向け...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
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