...お守りは各人が身につけるべきものであった...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...立派に勝たなければならぬと云ふやうな一種の道徳が其處から守り立てられて...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...自分は飽くまでも上人の仰せを守り...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...神の言の如く我言を守り...
テニソン Tennyson 菅野徳助、奈倉次郎訳 「アーサー王物語」
...赤石先生の健康を御守り下さい...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...剛柔が能(よ)くその分を守りその調和を保ちて...
新渡戸稲造 「自警録」
...――手前の守り袋か臍の緒書きの中に...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...この守り刀の鞘(さや)は何処にあったのかな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この規則を親たちもきちんと守ります...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...さつき私達とすれちがつた墓守りらしい男までが...
堀辰雄 「生者と死者」
...『四神地名録』多摩郡喜多見村条下に、この村に蛇除(へびよけ)伊右衛門とて、毒蛇に食われし時に呪いをする百姓あり、この辺土人のいえるには、蛇多き草中に入るには、伊右衛門/\と唱えて入らば、毒蛇に食われずという、守りも出す...
南方熊楠 「十二支考」
...後天にのみ注げる眼はダルヰンが論を守りても事足るべけれどそれにて造化は盡されず...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...余が幼き頃より長者の教を守りて...
森鴎外 「舞姫」
...城兵の守りはすこぶる堅かったが...
吉川英治 「三国志」
...世を惜しみ」「戦わば……」「おくれはせじ」「守りなば……」「ゆずりはせじ」「三年(みとせ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...安土の守りに残して来たが...
吉川英治 「新書太閤記」
...部下の兵を守りにつけて送らせましょう」為憲にいわれてから...
吉川英治 「平の将門」
...惟政は藤孝などと共に義昭に従って将軍守り立ての努力をした一人であるが...
和辻哲郎 「鎖国」
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