...この答は彼自身を見守りつけた彼自身にも意外だつた...
芥川龍之介 「或阿呆の一生」
...佛神三宝も尉殿をお守りになるでしょう...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...「神様がお前をお守り下さるように...
トルストイ Tolstoi 菊池寛訳 「イワンの馬鹿」
...大切の守り人を眼前に奪われて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ほどなくその裲襠と守り刀の袋とは...
中里介山 「大菩薩峠」
...あとは閑散のやからが残席を守り...
中里介山 「大菩薩峠」
...惜しいかな心を守り...
新渡戸稲造 「自警録」
...前者は暗褐色の主調を最後まで守り通しており...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...「身を修め藝を研く」の古訓を守り孜々として修養して來た...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...さしあたりは平静な態度を守り...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...もっぱら従来研究したものを守り...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...余は父の遺言を守り...
森鴎外 「舞姫」
...外国征服を思いすてて自国の守りにおもむき...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...独りの清貧を守り通してきたそのことにも通じているとみえる...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...一日じゅう走り使いや子守りをさせられて...
山本周五郎 「風流太平記」
...汝(わ)れはその守りに立っているのか...
吉川英治 「三国志」
...母上のくだされたお守りの地蔵尊をお手本に」「まさか...
吉川英治 「私本太平記」
...これなくしては禁門の守りもならず...
吉川英治 「私本太平記」
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