...この不思議を見守りました...
芥川龍之介 「雛」
...自分の職場を守りつづけるなんて...
海野十三 「空襲警報」
...彼女は一切片意地な沈默を守り通すのだった...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...無言で仁木を見守りました...
豊島与志雄 「水甕」
...しかし金銭上あくまで秘密主義を守りながら...
夏目漱石 「道草」
...お玉の持つて來た守り刀だつたらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...当面は貴方の秘密はしっかりと自分一人で守りなさい! 貴方が心を打ち明けられると十分確信出来る人に出会うまでは...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...守りて便利なるべき法をも守らずして...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...進退必ず礼を守り...
福沢諭吉 「慶応義塾の記」
...しかしそれには無頓着さうに見守りながら...
堀辰雄 「生者と死者」
...終生の夢を守りつづけ...
三好達治 「オルゴール」
...セネカ若しおのが所見の根則を守りつゝも...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...内は堅固な城壁で守り...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...ごく幼少の頃から粗衣粗食を守り...
山本周五郎 「菊屋敷」
...今日を守りあつて暮してゐる...
吉川英治 「折々の記」
...張宝は、「不埓(ふらち)な奴、何者か、成敗してくれん」と、そこの守りを、賊の一将にいいつけて、自身、わずかの部下を連れて、山谷の奥にある――ちょうど螺(ら)の穴のような渓谷を、驢(ろ)に鞭打って帰ってきた...
吉川英治 「三国志」
...城兵の守りはすこぶる堅かったが...
吉川英治 「三国志」
...社稷(しゃしょく)を守り...
吉川英治 「三国志」
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