...宇内(うだい)の大勢を論じて一挙中原の覇を樹(た)てんことを建言した...
大隈重信 「青年の天下」
...広く宇内(うだい)の大勢を察し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...それ宇内(うだい)の運動は東洋に集まり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...「近来宇内大いに開け各国四方に相雄飛するのときにあたり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...宜(よろ)しく吾が宇内(うだい)に尊き所以(ゆえん)を知るべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...洋行して宇内の新知識を究めんと欲すること多年...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...ロシヤ船に乘りこんで宇内の知識をきはめんとて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...信淵の如きは宇内(うだい)を呑吐(どんと)するの見識あり...
中里介山 「大菩薩峠」
...門番は宇内(うない)といふ老人夫婦...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...尾芝家で医を業とした宇内という人は...
柳田国男 「故郷七十年」
...応仁以後、宇内の暗黒は、各地に割拠(かっきょ)する豪族たちから、遅々(ちち)、自覚されて、東海に徳川、織田の起(た)つあり、西海に、毛利、大内の起るあり、甲山に信玄、ここに謙信、相模に北条、そして駿遠の堺に、今川氏の一朝に瓦滅(がめつ)するなどあって、今や日本のうごきは、急潮に変り、急激に大革新を示そうとしている...
吉川英治 「上杉謙信」
...宇内の名将猛士の名は雲の如くで...
吉川英治 「三国志」
...義を宇内(うだい)に唱え...
吉川英治 「三国志」
...これまた朝廷のみならず宇内(うだい)の大事といわねばならん...
吉川英治 「私本太平記」
...太原雪斎の道風は宇内(うだい)に振い...
吉川英治 「新書太閤記」
...それをもって宇内(うだい)のすべてが革(あらた)まるとはいえないでしょう...
吉川英治 「新書太閤記」
...宇内(うだい)のことが...
吉川英治 「新書太閤記」
...宇内(うだい)の地理にもあかるく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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