...一般に学術語化しているから...
高群逸枝 「女性史研究の立場から」
...それがドイツ術語から翻訳された日本哲学術語になると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...「表象する」などという学術語を使うために...
戸坂潤 「思想としての文学」
...哲学術語が日常語...
戸坂潤 「思想としての文学」
...俗人には容易に理解出来ないための神聖な学術語であった(一体に行為を神聖化するには呪文めいた「学術語」が甚だ有効なのであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...「先生」という特権は彼等の階級的学術語能力をこの際意味している)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...イギリスでは無論ドイツよりもズット古く英語が学術語になっていた...
戸坂潤 「思想としての文学」
...カント哲学やヘーゲル哲学に於ける注意深く組織立てられた学術語としての術語は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...欧米語が学術語として強いられている日本の哲学界では...
戸坂潤 「思想としての文学」
...今だに俗語と階級的な学術語との対立が著しく残っている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...日本の哲学は今だに大衆が用いている俗語を学術語としてこなすだけの階級的雅量がなく...
戸坂潤 「思想としての文学」
...之は単に啓蒙哲学の組織者であったC・ヴォルフ達一派の哲学術語の整頓の事業とは比較にならぬ社会的リアリティーを含んでいる...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...単に「労働手段の体制」を「技術」という学術語(?)で以て人工的に定義したに過ぎなくなるだろう...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...彼らが学術語で言うところのものは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...この花梗はじつは今年出た葉腋にあってその頂に一芽を有する今年生の極く短い短枝(学術語)の側面にある苞腋(この苞は逸早く謝し去り花の時にはない)から発出しているのである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...小穂(学術語であって螽花(しゅうか)と称する)は穂軸に互生して二列生をなし...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ドイツ語をラテン語に代えて学術語として使用することを主張した...
三木清 「軽蔑された飜訳」
便利!手書き漢字入力検索