...もう学者肌を出さないで、もっとリラックスしようよ...
...彼女は学者肌で、いつも勉強している...
...学者肌な友達にこの論文のチェックを頼んでみよう...
...彼は学者肌で、いつも本を読んでいる...
...中学生の頃は学者肌だったけど、今は遊ぶことも好きになった...
...あれほど冷静な学者肌の三浦が...
芥川龍之介 「開化の良人」
...身は顕職にありながら純然たる学者肌で...
泉鏡花 「婦系図」
...この記者連中は学者肌の佐藤総長の些細な言葉のニュアンスから何らかのヒントを引き出す急所を心得ていて...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...学者肌にプラス芸術家肌である...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...両判事とも、資性(しせい)温厚、学者肌の人で、確執や怨恨(えんこん)関係なぞの、あるべきはずがない...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...瑞典(スエーデン)国ストックホルム市ヤポンスカ・マガジネット支配人エスキル・アルトベルグアルトベルグさんは学者肌の中老の紳士で...
谷譲次 「踊る地平線」
...しかし性質が学者肌(はだ)に出来てまして...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...ヴァランタンは科学者肌の人には珍ずらしい物想わし気な面持でそれを見つめた...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「秘密の庭」
...学者肌の神父がゐて...
中原中也 「引越し」
...身体(からだ)が弱い上に学者肌で...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...学者肌の緻密な頭を持ったひとで...
久生十蘭 「キャラコさん」
...俺と違って、物静かで、学者肌で、ちょっと年上だ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...何といふ好もしい学者肌の青年だらう――と此処の所長は僕のことを噂してゐるさうだ...
牧野信一 「風媒結婚」
...五分刈頭の学者肌の人柄で...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...藤井は非常に温和な、学者肌の人で、私より十二も歳上だったせいもあり、私を親切に可愛がってくれました...
三浦環 「お蝶夫人」
...学者肌の人だったから一向鞄持ちの役目も出来なかったのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...学者肌の人でした...
三浦環 「お蝶夫人」
...市左衛門は学者肌の人で...
山本周五郎 「新潮記」
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