...ヨブと彼の友人とは今日まで神の智慧について大(おおい)に学び...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...貴方(あなた)は園長を殺すために、医学を修(おさ)め、理学を学び、スマトラまで行って蟒の研究に従事(じゅうじ)せられた...
海野十三 「爬虫館事件」
...ただちに生きることの実験をこころみることによるよりも生きることをどうして一層よく学びえようか? そうすることは数学と同様にかれらの心を練磨するだろうと思われる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...あるいは水陸兵法を学び...
太宰治 「惜別」
...而もこの教えの「学び」は権威あるものなのであるから...
戸坂潤 「再び科学的精神について」
...東京に出て専門学校に学び...
豊島与志雄 「旅だち」
...兵道を学びはしなかったが...
直木三十五 「南国太平記」
...旧富山藩の士林太仲(はやしたちゅう)に養はれ幼き時より義父に就(つ)きて仏蘭西(フランス)語を学びぬ...
永井荷風 「江戸芸術論」
...一 小説かかんと思はば何がさて置き一日も早く仏蘭西(フランス)語を学びたまへ...
永井荷風 「小説作法」
...和歌は千種有功(ちくさありこと)に学び...
服部之総 「蓮月焼」
...この席に出でて英語を学び女工を稽古する児女百三十人余...
福沢諭吉 「京都学校の記」
...幼時余は、母に、論語を学び、二宮尊徳の修身を聴講し、ナシヨナル・りいどる巻の一に依つて英語を手ほどかれ、和訳すゐんとん万国史を講義された...
牧野信一 「余話(秘められた箱)」
...(一)思へば四年の其の間 教へを受けし学び舎に 今日ぞ別れん別れても 心はなどて別るべき(二)我は学びぬこの部屋に 我は遊びぬこの庭に 一つ/\の思ひ出に 今ぞ身にしむ師の教(三)桜の花に送られて 小鳥の声に励まされ 学びの林ふみ分けて 希望の山に登りなむ(四)草鞋ふみしめふみ鳴らし 名残は尽きぬ学び舎に いざや別れん師と友に 「さきくましませ」師よ友よ(大正十二・三・二七)...
槇村浩 「母校を去るにのぞみて」
...段々自分を甘やかさないで生きる法を学び...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...独逸(ドイツ)にて物学びせし間に...
森鴎外 「舞姫」
...かえって固有のものから学びます...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...この草庵は、玉日と善信と二人の愛の巣であり、また新世帯であると共に、生活は、厳格な寺となんの変りもなかった、朝夕の勤行(ごんぎょう)はいうまでもなく、夜は学び、朝は早い習慣なのである...
吉川英治 「親鸞」
...老いたるトルレスを助けつつ日本の習慣や信者の取扱い方についてのトルレスの貴重な体験を学び取るために...
和辻哲郎 「鎖国」
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