...今迄に学び得た知識それは無論...
石川啄木 「二筋の血」
...故に女子はその教訓を学び...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「婦人解放の悲劇」
...美妙と紅葉とは本(も)と同じ町に育って同じ学校に学び...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...太平洋絵画研究所に通学して油絵を学び...
高村光太郎 「智恵子抄」
...特にヨウロッパの文物を学び取ろうとして努力したことに...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...知り得る限りのことを学び...
中里介山 「大菩薩峠」
...俺は悟空(ごくう)からほとんど何ものをも学び取っておりはせぬ...
中島敦 「悟浄歎異」
...非常に立派な耕作法を学び...
中原中也 「心理的と個性的」
...公学校を終ると、台中師範に学び、その頃は巡査の資格で、蕃童の教育に携っていたのである...
中村地平 「霧の蕃社」
...さりとは宜(よ)くも学びし露八(ろはち)が物真似...
樋口一葉 「たけくらべ」
...これを学びて世を害すると否とは...
福沢諭吉 「経世の学、また講究すべし」
...幼時余は、母に、『論語』を学び、二宮尊徳の修身を聴講し、『ナショナル・りいどる』巻の一に依つて英語を手ほどかれ、『和訳すゐんとん万国史』を講義された...
牧野信一 「余話」
...蓼太は時々ひそかに蕪村調を学びしこともあるべしといえども...
正岡子規 「俳人蕪村」
...プラトンが「我々の学び覚えるところは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...生きる道を学び得て何になろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...なおさら覚えやすくまた学びやすかった道理である...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...或は処士竹内式部をして公卿の耳にさゝやひて射を学び馬を馳せしめ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...私は、その盧植先生について、初めて文を学び、兵法を説き教えられたのです...
吉川英治 「三国志」
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