...孜々として倦まれざる態度は畏敬に値する」といって...
知里真志保 「アイヌ語学」
...孜々(しし)として仁術を続け...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...独力で孜々として今日の地位を築いてこられたことも...
豊島与志雄 「道標」
...生活のため図書館に勤めながら孜々として勉強していました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...北斎の山水中に見出さるる人物は皆孜々(しし)として労役す...
永井荷風 「江戸芸術論」
...孜々として雑誌文明を編輯したり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...「身を修め藝を研く」の古訓を守り孜々として修養して來た...
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」
...それは君の孜々とした排他的な愛によつて宇宙の中心に置かれ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「或女友達への手紙」
...不折君は初より終まで孜々(しし)として怠らずに画く...
正岡子規 「墨汁一滴」
...孜々として勉学する...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...Q川は隣接するS川と終日終夜分水界の争奪に孜々としてゐた...
横光利一 「静かなる羅列」
...孜々(しし)として...
吉川英治 「三国志」
...ただ孜々(しし)として稼ぎ働くことを無上の安楽といたしましょう...
吉川英治 「三国志」
...孜々(しし)として降し...
吉川英治 「新書太閤記」
...馬鹿でない自分が、馬鹿みたいになって、その実、孜々(しし)と、目的に邁往(まいおう)してゆく...
吉川英治 「平の将門」
...孜々(しし)と毎日三田の塾まで通っている...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...かれが孜々(しし)と書き綴(つづ)っていたものは...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...二人が孜々(しし)として開拓しかけた面積などは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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