...孜々(しし)として楽しみをひとびとに分けあたえたためのものだからだ...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...孜々として大臣學を修め...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...孜々として大臣学を修め...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...生活のため図書館に勤めながら孜々として勉強していました...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...僕が孜々(しし)として掘り出した「自我」と名づけ「精神の肉体」と名づけるものは純潔であった...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...孜々として勢力扶植の道を講じ今や漸次再びその萠芽を発せんとするもの少からざるを覚ゆ...
日野強 「新疆所感」
...夜ふけまで小さなホテルの片隅で孜々として仕事をしてゐたリルケの部屋から洩れてゐたあかりだつたのだ...
堀辰雄 「一插話」
...心のまゝに何かに向つて孜々たる気持を持ち続けてゐたやうにも思はれた...
牧野信一 「籔のほとり」
...ただ孜々(しし)として天性好きな植物の研究をするのが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...かうして孜々として倦まない息子を前に置いて...
水野仙子 「醉ひたる商人」
...夜は孜々(しし)として勉強します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...Q川は隣接するS川と終日終夜分水界の争奪に孜々としてゐた...
横光利一 「静かなる羅列」
...孜々(しし)として...
吉川英治 「大岡越前」
...ただ孜々(しし)として稼ぎ働くことを無上の安楽といたしましょう...
吉川英治 「三国志」
...或いは孜々(しし)と働いている中に...
吉川英治 「新書太閤記」
...孜々営々(ししえいえい)である...
吉川英治 「新書太閤記」
...とにかく孜々(しし)として鈍才に鞭(むち)打ち...
吉川英治 「親鸞」
...凡質を孜々(しし)と研(みが)いた人と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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