...これはたしかに存在する...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...海洋的分子の著しく存在することも...
高木敏雄 「比較神話学」
...実生活の影響を受けずして毅然として存在するというようなものではなく...
津田左右吉 「陳言套語」
...私は私が存在することを知つてゐる...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...私自身がまた存在するということが...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...ヒュー・ブーンが存在することはまかりならん...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...右に述べた様に言語には常に目的及び技術が存在すると云ふことは我々の最も具体的な経験がこれを証明して居るのである...
時枝誠記 「国語学と国語教育」
...但し一つの社会という容器の中に幾つかの階級が存在するとか...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...共軛性――翻訳其の他という――が存在する...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...客観(存在)は主観(意識)から独立に存在するし...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それぞれこれに相当するものが奈良朝には別類の仮名として存在するのであって...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...歴然とこの世に存在する小さな...
牧野信一 「その村を憶ひて」
...しかし論理の根柢にある直観的なものがつねに確実なものであるという証明は存在するであろうか...
三木清 「人生論ノート」
...またそれは私が考へる故に私が存在するといふ推理でもない...
三木清 「認識論」
...しかるに嚴密な意味に於ける意識はそのものにとつてそれの種あるひはそれの本質性が對象であるところにのみ存在する...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...又仮に存在するとして...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...時間的にも空間的にも遠隔者へ伝達するために存在するのだから...
吉野秀雄 「秋艸道人の書について」
...恐らく海棲だと思われるのに翼構造が存在するとは謎めいているが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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