...ファラデーは火花の出るのを電流の存在する証拠と考えておったので...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...脳波はいかなる理論の上に立脚(りっきゃく)して存在するか...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...たしかに存在することを証明することができた...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...一刻も存在することはできぬ...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...流行の初期でコレラが幾つかの場所だけに存在するときには...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...然し軸は魚にも木の葉にも何にでも存在する...
高村光太郎 「回想録」
...これは国史が国史として存在するからであると共に...
津田左右吉 「東洋文化、東洋思想、東洋史」
...何かかかる物質的なものが私の外に存在するかどうかを調べるに先立つて...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そして真に存在するものである...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...存在することがあり得ない...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...ともかくも目立って見える日本固有の詩形の中でも特に俳諧連句(はいかいれんく)という独自なものの存在する事をこれらの毛唐人(けとうじん)どもが知っていたかどうか...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...それかの今日に存在する浄瑠璃(じょうるり)院本(まるほん)なるものは実に封建思想の産物にして実にその真相を描(うつ)し出だしたる明鏡なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...存在=「存在する」という第一範疇が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...社会に存在する広範な私有公有の書籍の利用が今日よりも遙かに公共的な学的習俗となり得るかも知れない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その後今日まで引き續き存在する本が...
内藤湖南 「支那目録學」
...二重の不利が存在するからである...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...永遠性の體驗乃至待望が存在する場合なほ「未來」について語るならば...
波多野精一 「時と永遠」
...むしろ善への関心の強く存在する方がこの特性を一層明らかにするだろう...
和辻哲郎 「享楽人」
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