...大乘理趣大波羅密經として一切經中に存す...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...そこで私は第一章総論の節(第四)において「俳句には必ず季のものを詠みこみます」という断定を下しておいたそれをやはりそのまま保存する必要をみるのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...すなわち私は思惟するものであるということに存することを...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...云わば「社会の自然史(博物学)」を与え得るという処に存する...
戸坂潤 「科学論」
...――だが現存する科学方法論と現存する知識社会学とには...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...其志既に台閣に存すればなり彼れが一たび外務参事官の位置を甘むじたるは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...天主堂に存するご聖体の下...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...必竟(ひっきょう)ずるに彼の興味は色彩そのものに存するのであります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...すなはちそれの他者性は可能的自己性に存する...
波多野精一 「時と永遠」
...付属植物園として保存する案をたてたのは明治九年に来たクラークであろうか...
服部之総 「望郷」
...数学・自然学・自然宗教すらある程度まで『人間』学に依存する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...というのは哲学は、心に現れる全てのものは知覚に他ならず、中断し、心に依存する、ということを我々に知らせるのである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...その悪事の元素は早く家内にありて存するものなり...
福沢諭吉 「教育の事」
...受身になって楽しむところに存する...
マルセル・プレヴォー Marcel Prevost 森鴎外訳 「田舎」
...感情活動および意志活動を規定し制御してゆくところに存するものであるとするならば...
三木清 「語られざる哲学」
...未だ発現しないで可能性としてかすかに存するすがたが微であり...
三木清 「親鸞」
...谷風の逸話伝説につきては無数に存するのであるが...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...並び存するわけがないとすると...
柳田国男 「こども風土記」
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