...康熙字典は中国の字書である...
...「万字書き」という手法は、大量の文章を書く上での効果的な方法です...
...漢字の字書(本邦普通用の漢字を三千ばかりに限らむとて採收解釋せるもの...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...と三文字書かれていただけなんです...
太宰治 「正義と微笑」
...この細字書きのレコードは単に閑人(ひまじん)の遊戯ばかりともいわれない...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...又云く字書と雜記の書と類書との三類は常に能々看讀すべし其の中雜記の書は尤も翫味すべき者也一には見識を増し二には事實を知り三には經史子集を見るに甚だ助とすといひ...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...和蘭綴字書(一八〇五年アムステルダム版)...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...ソレを独(ひとり)で読(よむ)とした所で字書(じしょ)がない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...入門すれば字書を借(か)ることが出来る...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...一字書くと、松岡先生の顔が浮び、一行すゝむと怖ろしい生徒監の姿が見えたり、そして自分は母に対して何といふ酷い不孝者なのだらう、などゝ思つて情けなくなつたり、無味な虚文は立所に行き詰つたりしながら、しどろもどろに、苦し紛れに背すじに汗を流して書いたのである...
牧野信一 「貧しき日録」
...四十二の古ふんどしや厄落し(二月六日)我国語の字書は『言海(げんかい)』の著述以後やうやうに進みつつあれどもなほ完全ならざるはいふに及ばず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...その字書は普通の国語の外に各専門語を網羅しかつ各語の歴史即ちその起原及び意義の変遷をも記さんとする者なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...『爾雅』を始め字書類を見て判る...
南方熊楠 「十二支考」
...漢土最古の字書といわるる『爾雅(じが)』に...
南方熊楠 「十二支考」
...ローマ字書きの記事を見つけて争いをはじめた...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...字書与※同」とも云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...字書に※(ぜい)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...まだ植字啓源などと云う本の行われた時代の字書だから...
森鴎外 「サフラン」
...Moritz Heyne の字書を開けて見ると...
森林太郎 「當流比較言語學」
...大助の離室から和綴の「長崎ハルマ字書」を持って来てやった...
山本周五郎 「新潮記」
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