...康熙字典は中国の字書である...
...「万字書き」という手法は、大量の文章を書く上での効果的な方法です...
...その頃は字書を編纂(へんさん)していたので文壇人としては既に一歩を降り坂に踏入れていたのだ...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...下に引用せざるものはこゝにあげず)本朝の字書(じしよ)のるゐ大抵(たいてい)は件(くだん)のごとし...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「最も美しき者へ」との文字書かれしによりて...
高木敏雄 「比較神話学」
...詳細はザイラアのホメール字書を見よ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一方では漢代より六朝へかけては、既に織物の名稱が隨分種類が多くなつて、極く手近な所でいへば、當代の字書類、例へば説文解字とか、釋名とか、玉篇とかいふものに集められてある...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...和蘭綴字書(一八〇五年アムステルダム版)...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...垂楊(すいよう)惹恨(うらみをひいて)新(あらたなり)」と甲野さんは別行に十字書いたが...
夏目漱石 「虞美人草」
...一字書き、一行進めては氣に入らなくなり、不滿になり、厭(い)やになつたりして、私は幾度か原稿紙を引き裂き、幾度か書き出しの稿を改めずにはゐられなかつた...
「處女作の思ひ出」
...二の字を一字書き添えただけのことさ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...字書の語解は、この点に就いて完全な答案を持つであろう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...どうか字書を欲(ほし)いものだと云(いっ)た所で横浜に字書などを売る処はない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...謙と一字書かれて――これは...
本庄陸男 「石狩川」
...されど資力なくしてはこの種の大事業を成就(じょうじゅ)し得ざるを以て彼は字書編纂(へんさん)の約束を以て一時書肆(しょし)冨山房(ふざんぼう)に入りしかど教科書の事務に忙殺せられて志を遂ぐる能はず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...その文章をローマ字書きにしたらば...
水野葉舟 「言文一致」
...それを読んでいた時字書を貸して貰(もら)った...
森鴎外 「サフラン」
...此詞は Heyne の字書の Entrstung の條を見ても...
森林太郎 「當流比較言語學」
...彼は机に向い字書を披いた...
山本周五郎 「新潮記」
...そして、竹屋三位が鳴門水陣の線を引きかけてある、あの折帖(おりちょう)の余白へ、きわめて細い字で、ポトリと五、六字書いた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??