...従って雰囲気の高さもリッターの数字が示すよりも数倍高いのが本当であろうと思われる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...暗号の鍵の数字に...
海野十三 「暗号数字」
...どこか加行や多行の字のないところに転籍する...
大杉栄 「獄中消息」
...渭は(び)の字が正しいであろう...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...師匠の姓の一字をもお貰い致したい...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その時以来要は二人の関係に文字通り「眼をつぶって」しまった...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...今日の活字字母の啓示を得たといふやうな...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...それは前記したやうに日本の活字は木版などのまつたく手業によるかでなければ電胎法といふ高度の化學によるかしかないといふ自身がもつ宿命と同時に...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...僕の前に高木の二字を公(おおや)けにする勇気を失わしめたほど...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...ひょいと見ると、いつ、どうして開いたか、先刻(さっき)まで厳重に掛金をおろしていた仏壇の戸が、八文字に開いて、行灯の灯を映した、金色(こんじき)の仏具の中に、何やら、不気味な青い物――...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...各章の終に附した細字の註(ちゅう)は...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...例えば「加」に対して「賀」という字がある...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...その数字はわかっていないが...
服部之総 「空罎」
...という字を入れた名にしてやろ...
火野葦平 「花と龍」
...最初の行から最後の行まで文字が書かれています」「宛名も署名もないのか」「はい...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...此歌は第五句字餘り故に面白く候...
正岡子規 「歌よみに與ふる書」
...字(あざな)は少卿(せうけい)が津軽屋三右衛門の称を襲(つ)いですわつたのであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...藁で十文字に結わえて下げてあるくのをしばしば見かける...
柳田國男 「食料名彙」
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