...我自ら我身を顧りみれば孑然(げつぜん)として小虫の如く...
饗庭篁村 「良夜」
...予は孑然(けつぜん)たる征旅の客(きやく)の深山大沢(だいたく)を恐るるが如く...
芥川龍之介 「続野人生計事」
...予は孑然たる征旅の客の深山大沢を恐るるが如く...
芥川龍之介 「梅花に対する感情」
...その暗い処に母とお末とが離れ合つて孑然(ぽつねん)と坐つて居た...
有島武郎 「お末の死」
...時たま一人孑然(ぽつねん)と貸間の二階に寝ることがないでもないが...
永井荷風 「つゆのあとさき」
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