...「杓子骨」で杓子が骨を形成する魚の部位...
...障子骨の名もある...
淡島寒月 「凧の話」
...そうしてこの巻骨の障子骨は丈夫で良い凧としてある...
淡島寒月 「凧の話」
...障子骨というのは縦に三本骨がある凧で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...なお障子骨になると...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...私のは障子骨の金太郎だつた...
中勘助 「銀の匙」
...風つぽい春の空に気負つてあがつてる凧のなかでうぬぼれか障子骨の金太郎はひときは目だつてみえた...
中勘助 「銀の匙」
...あくる日から茅町のささやかな圓朝の住居の中には、ところ狭しと唐紙のような、障子骨のような、衝立(ついたて)のような、屏風のようなものの、いずれも骨組ばかりのものがとっ散らかされはじめた、とんと経師屋(きょうじや)の店先のごとくに...
正岡容 「小説 圓朝」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...二枚の小凧から二枚半以上は巻骨障子骨の上等品...
山本笑月 「明治世相百話」
...どつちから見ても棧(さん)が障子骨の表を見るやうになつてゐる...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索