...ある頃弟子僧二人あり...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...一寸法師(いっすんぼうし)の子僧(こぞう)が火にあたりに山から飛んでくる...
豊島与志雄 「お山の爺さん」
...あの弟子僧の自慢どおりに僧都の修法によって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...周囲の人々は今は早やその傍若無人な子僧の歌を誰も相手にしなくなつて来た...
横光利一 「頭ならびに腹」
...水を」「はッ」と弟子僧(でしそう)ははだしでとびおりた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...そのほか老僧十一名、弟子僧数十人、生ける羅漢図(らかんず)のようにずらりと並んでいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...弟子僧たちは驚いて...
吉川英治 「親鸞」
...叡山というところは、お小僧なぞの行けるところではなし、また、掟(おきて)として、年端(としは)もゆかぬ者や、入室して、半年や一年にしかならぬ者の登岳(とうがく)はゆるされぬ」「でも、参ります」「叱られるぞよ」「叱られても参ります」「帰れ」「こいつ、剛情なやつ」と、弟子僧たちが、止めているのを、振りかえって、慈円僧正は、困り顔をしながらも、苦笑をうかべて、眺めていた...
吉川英治 「親鸞」
...そこから僧正に従(つ)いてゆく供の弟子僧は...
吉川英治 「親鸞」
...師の慈円をはじめ弟子僧たちは...
吉川英治 「親鸞」
...弟子僧たちの友情なのであった...
吉川英治 「親鸞」
...「おつかれになりませんか」弟子僧たちがいたわると...
吉川英治 「親鸞」
...得度(とくど)をうけた時の小さい稚子僧(ちごそう)の時のすがたと...
吉川英治 「親鸞」
...玄関へ出て迎えた弟子僧の面々がいう...
吉川英治 「親鸞」
...若い弟子僧たちは...
吉川英治 「親鸞」
...それは親鸞の弟子僧のうちでも...
吉川英治 「親鸞」
...弟子僧に、硯(すずり)や筆や紙を運ぶようにいいつけて、親鸞は、六文字の名号を書き、それをお吉に与えて、「これからは、ここへもお出でにならぬがよい...
吉川英治 「親鸞」
...後ろから追いかけて来た弟子僧が...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
ネッシー