...乳児(ちのみご)を抱いて来た嬶(かかあ)が訊いた...
石川啄木 「赤痢」
...『こら、家(うち)の嬶、お前は何故、今夜は酒を飲まないのだ...
石川啄木 「赤痢」
...あん嬶いつもそうさ...
伊藤左千夫 「隣の嫁」
...この夏には余分にお茶代を頂きまして……」と嬶さんは世辞(せじ)が好い...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...「や、お嬶さん、今日は一人で来たけれど、お茶代はズッと張込むよ...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...どうも飛んだ事で御座いましたねえ」と嬶(かみ)さん未だに以て...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...嬶天下(かかあでんか)の御機嫌をとりに来たようなものではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...嬶が破れるやうに怒鳴つてるので...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...それを大山の嬶(かかあ)が見ていた...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...「あんなやりっ放しのお喋舌を嬶にしたら...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...刑事の嬶が人殺しじゃ...
久生十蘭 「金狼」
...だからとっととその嬶んとこへ行けってんだよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...俺とおッ嬶(かあ)と手分けして」しぐれそうな日の午後...
正岡容 「小説 圓朝」
...金棒曳(かなぼうひ)きの嬶(かかあ)やがき共がその尻馬に乗りましてね...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...あんなヒョロッコイ嬶(かか)が何じゃい...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...真夜中になると眠った儘(なり)にアゲナ調子で長い長い屁をば放(こ)きよったが」「死んだ嬶よりも俺(おら)あ...
夢野久作 「近世快人伝」
...嬶(かかあ)の墓に参って...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...ぶるっと、胴ぶるいをしたと思うと、『嬶(かか)、ちょっくら行って来るぞ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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