例文・使い方一覧でみる「嬢」の意味
スポンサーリンク...あの嬢（こ）が饒舌（しゃべる）と一切の事が発覚（ばれ）っちまう... 
泉鏡花 「活人形」
...お嬢様も近々御縁が極（きま）りますそうで...
泉鏡花 「婦系図」
...オリンピア嬢でしたかね...
江戸川乱歩 「悪霊物語」
...当の大鳥令嬢問題の依頼人に...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...小柳嬢の芸風はなんどと論争をしたりする光景は...
高見順 「如何なる星の下に」
...」令嬢は利巧そうな...
太宰治 「令嬢アユ」
...ハリソン嬢の教を受けていたのですから...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...まあお嬢さんはお片附きになりましたか』とか言つて互ひに不意の邂逅を語り合つてゐるのであつた...
田山録弥 「くづれた土手」
...ある日なんかパンケーキの粉をねってるあたしを見て言うのよ、嬢さん、あなたの手袋でお菓子をこしらえたら私が食べてあげますよって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...まだ水々しい若い綺麗（きれい）な後家（ごけ）さんであったとも申します」「お嬢様と後家さんでは少し違う」「なにしろ...
中里介山 「大菩薩峠」
...令嬢の資格が略（ほゞ）定（さだ）まつた時...
夏目漱石 「それから」
...お嬢様の身の上には万に一つも間違いはありません」こう言う平次の言葉には自信が充（み）ち満ちておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お嬢様が変ったとなると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...名古屋の上流では誰ひとり知らぬものもない有名なお嬢さんだということだった...
久生十蘭 「キャラコさん」
...湘南じゅうのみっともないお嬢さんが...
久生十蘭 「だいこん」
...お嬢様で、とてもおかわいらしい方でございます」「で、その子はどこにいるの、人には私が引き取ったと知らせないようにして私にその子をくれないか...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「勘当をされても手癖がなおらぬ上に大恩ある家のお嬢様を盗むは何事だ」と責めた...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...その万吉からお聞きなすッて下さいまし」「お嬢様……」と...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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