例文・使い方一覧でみる「嬋」の意味


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...一度其赫灼(かくしやく)たる霊光の人の胸中に宿るや妍(せんけん)たる柳眉玉頬(りうびぎよくけふ)の佳人をして...   一度其赫灼たる霊光の人の胸中に宿るや嬋妍たる柳眉玉頬の佳人をしての読み方
石川啄木 「閑天地」

...将軍家はおませの浮いたお心から足利の田舎の骨太のお娘よりも都育ちの娟たる手弱女を欲しかつたのだらう等と...   将軍家はおませの浮いたお心から足利の田舎の骨太のお娘よりも都育ちの嬋娟たる手弱女を欲しかつたのだらう等との読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...透きとほるくらゐに娟たる美女ではある...   透きとほるくらゐに嬋娟たる美女ではあるの読み方
太宰治 「津軽」

...娟(せんけん)水を滴らんばかりの美女であった...   嬋娟水を滴らんばかりの美女であったの読み方
橘外男 「陰獣トリステサ」

...そのおれば娟(せんけん)たる美姫を擁して巍々(ぎぎ)たる楼閣に住し...   そのおれば嬋娟たる美姫を擁して巍々たる楼閣に住しの読み方
徳富蘇峰 「将来の日本」

...而シテ鴨東脂粉ノ光彩目ヲ奪ヒ娟(せんけん)觀ル可キ者亦嵐光峰影ノ奇能ク之ガ助ヲ爲ス者ニ非ズ邪...   而シテ鴨東脂粉ノ光彩目ヲ奪ヒ嬋娟觀ル可キ者亦嵐光峰影ノ奇能ク之ガ助ヲ爲ス者ニ非ズ邪の読み方
永井荷風 「十年振」

...娟(せんけん)たる容姿のどこかに見せながら...   嬋娟たる容姿のどこかに見せながらの読み方
中島敦 「悟浄出世」

...媛(せんえん)として...   嬋媛としての読み方
夏目漱石 「草枕」

...すると娟(あでやか)に盛粧(せいそう)したお延が澄ましてそこに坐っていた...   すると嬋娟に盛粧したお延が澄ましてそこに坐っていたの読み方
夏目漱石 「明暗」

...高無際の鞦韆賦に叢嬌亂立以推進、一態娟而上躋、乍龍伸而蠖屈、將欲上而復低とあり、王問の詩に一囘蹴一囘高とあるのは即ち之を證する...   高無際の鞦韆賦に叢嬌亂立以推進、一態嬋娟而上躋、乍龍伸而蠖屈、將欲上而復低とあり、王問の詩に一囘蹴一囘高とあるのは即ち之を證するの読み方
原勝郎 「鞦韆考」

...娟(せんけん)たる妓女インドにありたけの音曲を尽し...   嬋娟たる妓女インドにありたけの音曲を尽しの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...娟(せんけん)たる花の顔(かん)ばせ...   嬋娟たる花の顔ばせの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...皎月影娟...   皎月影嬋娟の読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...媛賢婦棹...   嬋媛賢婦棹の読み方
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」

...娟(せんけん)にして男まさりな呉妹君(ごまいくん)といわれ...   嬋娟にして男まさりな呉妹君といわれの読み方
吉川英治 「三国志」

...その妍(せんけん)な細腰(さいよう)を曲げかけた...   その嬋妍な細腰を曲げかけたの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...妍(せんけん)たる衣摺(きぬず)れとともに...   嬋妍たる衣摺れとともにの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...四季折々の百花が娟(せんけん)と乱れ咲いた...   四季折々の百花が嬋娟と乱れ咲いたの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「嬋」の読みかた

「嬋」の書き方・書き順

いろんなフォントで「嬋」

「嬋」の英語の意味


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茶めし   癒し   府有  

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