...われらは常にその中に嬉遊(きゆう)しているような感じがするのであります...
高浜虚子 「俳句への道」
...一方には花鳥風月と共に嬉遊しておる余裕を持つようになっておるのであります...
高浜虚子 「俳句への道」
...『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』や『松屋三絃考(まつのやさんげんこう)』を見ただけでもたくさんな文献が並べ立ててあるが...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...嬉遊(きゆう)曲の中から...
野村胡堂 「楽聖物語」
...嬉遊曲(ディヴェルティスマン)もきわめて愛すべきものであるが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「親分はどこでそんな話を聽き込んだんです」「下谷竹町の永寳寺――こゝでは王若水(わうじやくすゐ)の唐子嬉遊(からこきいう)の大幅がなくなつてゐるが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...春暖漸(ようや)く催し草木僅(わず)かに萌芽(ほうが)を放ち菜黄(さいこう)麦緑(ばくりょく)の間に三々五々士女の嬉遊(きゆう)するが如き光景をも聯想せしむるなり...
正岡子規 「俳諧大要」
...『嬉遊笑覧』に言える通り鴨はアヒルだが...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』に『犬筑波集(いぬつくばしゅう)』猿の尻木枯ししらぬ紅葉かな...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』十上に『秋坪新語』忠州山州黒猿善(よ)く酒を醸(かも)す事を載す...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』八に...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』に『萩原随筆』に蛇の怖るる歌とて「あくまたち...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』十二上にいわく...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』に、『太平広記』にいわく、白鼠身皎玉(こうぎょく)のごとく白し...
南方熊楠 「十二支考」
...百年以前の『嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)』にも...
柳田国男 「こども風土記」
...嬉遊笑覧(きゆうしょうらん)六上に相州厚木辺で...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「精ぜいが用捨箱か嬉遊笑覧が守り本尊...
山本周五郎 「新潮記」
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吉川英治 「三国志」
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