例文・使い方一覧でみる「嬉戯」の意味
スポンサーリンク...嬉戯に充ちていはするものの... 
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...嬉戯しようとすれば...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...故にその幼時嬉戯（きぎ）するは...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...私が嬉戯した友人たち...
豊島与志雄 「故郷」
...ジューシエの嫉妬（しっと）をも嬉戯（きぎ）を欲する「青春」をも等しく理解していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...昼間の嬉戯を忘れはてた落付いた散歩をした...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...子は自由勝手な嬉戯のために...
豊島与志雄 「バラック居住者への言葉」
...嬉戯（きぎ）に天国が交じっている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...浮浪少年とは不幸なるがゆえに嬉戯（きぎ）する一個の人物である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...走り回ったり嬉戯（きぎ）したりまでして...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...細鱗を閃（ひらめ）かせつつ無心に游優嬉戯しているのである...
中島敦 「環礁」
...この東京の丑満時にほしいままに嬉戯するすがたなのである...
久生十蘭 「魔都」
...日の輝く広野の嬉戯よりも薄暗い小屋の孤独を欲するような頃がやって来た...
三木清 「語られざる哲学」
...人に愛さるるも附け上がらず好（よ）く嬉戯するものありて...
南方熊楠 「十二支考」
...四終りに一言するは、古來朱門を蓮花に准えた事で、例えば佛説祕密相經下に、爾時、世尊大盧遮那如來、讃二金剛手菩薩摩訶薩一言、善哉善哉金剛手、汝今當レ知、彼金剛杵住二蓮花上一者、爲レ欲三利樂廣大饒益施二作諸佛最勝樂一、是故於二彼清淨蓮華之中一、而金剛杵住二於其上一、乃入二彼中一、發二起金剛一眞實持誦、然後彼金剛及彼蓮華二事相撃、成二就二種清淨乳相一一謂二金剛乳相一、二謂二蓮華乳相一、於二二相中一出二生一大菩薩善妙之相一、次復出二生一大菩薩猛惡之相一、菩薩所レ現二種相者、但爲三調伏利二益一切衆生一、由レ此出二生一切賢聖一、成二就一切殊勝事業一などとあつて、最後に世尊大盧遮那如來即説レ偈曰、快哉妙樂無二首上一、諸有二正士一應當レ修、今此祕密妙法門、有二罪染一者不レ應レ受、祕密蓮華此無レ上、金剛嬉戯即彼法、金剛蓮華教亦然、總攝二盧遮那智一とある...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...上文に據ば金剛嬉戯は和合出生之義だそうな...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...傍（そば）で嬉戯（きぎ）するのを見て楽（たのし）んだそうである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...嬉戯（きぎ）満悦せる情態に酷似せるを看取し得べし...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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