...ふけおやまはわたしの大嫌いなもので...
魯迅 井上紅梅訳 「村芝居」
...嫌いな乳母を殺すためには...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...今は嫌いなのです...
太宰治 「虚構の春」
...ですから雷が嫌いなのです」と...
橘外男 「雷嫌いの話」
...わざと嫌いな蛇を掴んでみせるような気持で...
田中英光 「さようなら」
...夫は昔から見知らぬ人間に足腰を揉(も)ませたりすることが嫌いなたちで...
谷崎潤一郎 「鍵」
...心から嫌いなのだから――堪らない...
直木三十五 「南国太平記」
...しかし先生は世間が嫌いなんでしょう...
夏目漱石 「こころ」
...決してあなたが嫌いなのではないので御座います...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...僕の嫌いな歴史家の裡にいるからだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...噺の嫌いなお客に噺を頼んでつまり懇願して聞いてもらうという情ない卑屈な手法をまず覚えるべく余儀なくされてしまったが...
正岡容 「わが寄席青春録」
...元から犬など嫌いな人であったのだろうか?行手に...
宮本百合子 「海浜一日」
...しかし小父さんはそんなに木魚の音が嫌いなのかしら?」「木魚の音などに関係ないと言うんだ花作りが一日に一度肥料の加減をしらべるのはくらしのつとめだからと言うけどねそれは口実さ朝っぱらからコヤシだめをあんなに掻きまわしてこんなにひどい臭いをさせなくても肥料のかげんは調べられるさそうじゃないさ...
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...ふだんは部屋にひとついても身ぶるいのするほど嫌いな虫だったけれど...
山本周五郎 「日本婦道記」
...最初からあの日吉の眼つきが嫌いなんだよ」「それも云いました...
吉川英治 「新書太閤記」
...嘘の嫌いな唐草銀五郎...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...人から馬鹿にされるのは嫌いなんだ...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...嫌いな米を頬張(ほおば)る...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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