例文・使い方一覧でみる「媽」の意味

...阿媽港（あまかは）か何処（どこ）かへ上陸してゐる中に... 阿媽港か何処かへ上陸してゐる中にの読み方
芥川龍之介「煙草と悪魔」

...阿媽港甚内（あまかわじんない）と呼ばれるでしょう... 阿媽港甚内と呼ばれるでしょうの読み方
芥川龍之介「報恩記」

...媽々衆のことづてですがな... 媽々衆のことづてですがなの読み方
泉鏡花「唄立山心中一曲」

...車屋の媽々（かかあ）に遣りさ... 車屋の媽々に遣りさの読み方
泉鏡花「婦系図」

...」と魚屋の阿媽だけ... 」と魚屋の阿媽だけの読み方
泉鏡花「開扉一妖帖」

...だから旦那は小妾（ちいさい）のを一人買おうと思っているんです」「女……呉媽……このチビごけ」と阿Ｑは思った... だから旦那は小妾のを一人買おうと思っているんです」「女……呉媽……このチビごけ」と阿Ｑは思ったの読み方
魯迅井上紅梅訳「阿Ｑ正伝」

...呉媽はひた泣きに泣いて... 呉媽はひた泣きに泣いての読み方
魯迅井上紅梅訳「阿Ｑ正伝」

...秀才の女房は眼蓋（まぶた）の上に疵（きず）がある――しばらく逢わないが呉媽はどこへ行ったかしらんて……惜しいことにあいつ少し脚が太過ぎる」阿Ｑは彼の胸算用がすっかり片づかぬうちにもう鼾をかいた... 秀才の女房は眼蓋の上に疵がある――しばらく逢わないが呉媽はどこへ行ったかしらんて……惜しいことにあいつ少し脚が太過ぎる」阿Ｑは彼の胸算用がすっかり片づかぬうちにもう鼾をかいたの読み方
魯迅井上紅梅訳「阿Ｑ正伝」

...華大媽もまた眼のふちを黒くしていたが... 華大媽もまた眼のふちを黒くしていたがの読み方
魯迅井上紅梅訳「薬」

...まだ海のものとも山のものとも判らないや」お媽（かみ）さんが横合（よこあい）から口を挟（はさ）んだ... まだ海のものとも山のものとも判らないや」お媽さんが横合から口を挟んだの読み方
田中貢太郎「女の首」

...下のお媽（かみ）さんが入口のところへ顔を見せた... 下のお媽さんが入口のところへ顔を見せたの読み方
田中貢太郎「女の首」

...もう私なんかのことは思ってくださらないのですもの」王主人の媽々は白娘子を放そうとはしなかった...
田中貢太郎「蛇性の婬」

...「あの媽（かか）あは... 「あの媽あはの読み方
田中貢太郎「春心」

...「お媽さん、も一つ貰いたいよ」寡婦はもう餅などを惜しんでいられなかった...
田中貢太郎「白い花赤い茎」

...季和はすぐそれがお媽（かみ）さんの三娘子であろうと思って... 季和はすぐそれがお媽さんの三娘子であろうと思っての読み方
田中貢太郎「蕎麦餅」

...王主人の媽媽があわてて走って往って止めた... 王主人の媽媽があわてて走って往って止めたの読み方
田中貢太郎「雷峯塔物語」

...村の男　先生と張公の媽媽（かか）じゃ... 村の男　先生と張公の媽媽じゃの読み方
田中貢太郎「涼亭」

...この二人の身辺の世話をしてる阿媽がいた... この二人の身辺の世話をしてる阿媽がいたの読み方
豊島与志雄「ピンカンウーリの阿媽」

「媽」の読みかた

「媽」の書き方・書き順