...霊媒自身の性癖が...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...先生の霊を生前(せいぜん)の世(よ)へお迎えするために使っている霊媒(メディウム)の御婦人の身体なのです...
海野十三 「西湖の屍人」
...茶の会に関する種々の閑談やら感想やらを媒介として人道を語り老荘(ろうそう)と禅那(ぜんな)とを説き...
岡倉由三郎 「茶の本」
...纏めてもらいましょうか」媒婆が帰った後で南はまた廷章の家へ往った...
田中貢太郎 「竇氏」
...自分がどういう風にして霊媒の正体を次々とあばき立て...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...何かの機会にはえ以外の媒介によって多量の黴菌を取り込んだときでもそれに堪えられるだけの資格が備わっているのかもしれない...
寺田寅彦 「自由画稿」
...謂わば罪が彼らの媒介をするのだ...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...真に具体的なものは抽象的なものに媒介されたものでなければならぬ...
三木清 「哲学入門」
...しかし哲學は科學によつて媒介されねばならぬ...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...この媒介となるものはその時代の學問的意識...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...沈痾却作偸間媒...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...媒人(なかうど)は三沢順民(じゆんみん)であらうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...これも間接に山城河岸の父子をして忌諱(きき)を知らしむる媒(なかだち)となったであろう...
森鴎外 「細木香以」
...工藝という媒介を通して...
柳宗悦 「工藝の道」
...結婚媒介所が結婚成立料を取りたがるのは云う迄もない...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...媒人(なこうど)も...
吉川英治 「下頭橋由来」
...媒人(なこうど)と同道して...
吉川英治 「松のや露八」
...明かに可変的な媒介物で測られた生産物の価値によるべきではない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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