...また別の栄養媒体の中においても生存できるはずであると...
海野十三 「生きている腸」
...霊媒の龍ちゃんの正面に腰かけている人という意味に違いない...
江戸川乱歩 「悪霊」
...霊媒女の体に妻の霊が乗り移ったとでもいうのでしょうか...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「消えた霊媒女」
...具体的に媒介される...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...この哲学的契機の媒介によって...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...道徳というものが欠くことの出来ない触媒をなすのだが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...精神乃至意識にまで媒介されることが出来ない...
戸坂潤 「辞典」
...我々の道徳的行為は国家を媒介とするということができるのである...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...まじないや交神会や霊媒遊びが流行した...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...媒人(なこうど)でしょう家(うち)は? だから...
二葉亭四迷 「平凡」
...ユリの花は著(いちじる)しい虫媒花(ちゅうばいか)で...
牧野富太郎 「植物知識」
...それが常識や科学を否定することは却ってそれらに媒介されることであり...
三木清 「哲学入門」
...行為は一方どこまでも媒介的であると共に他方どこまでも直接的なもの...
三木清 「哲学入門」
...いわゆる修業も特定の仕方において主体と環境とを技術的に媒介して統一することであるにしても...
三木清 「哲学入門」
...當時は染物をするのに媒介藥として灰を入れる...
吉川英治 「折々の記」
...次に、媒人のあいさつ...
吉川英治 「私本太平記」
...あちらの祝言のお席へ」媒人(なこうど)夫婦は...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして貨幣は単に労賃を言表わす媒介物または尺度であるに過ぎない...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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