...ですから私達は光を一の波動としてもしくは一般にある媒質の週期的に変化する状態として見做さなくてはならないように感じさせられます...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...かかる霊媒現象が起りつつある間に...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...これは霊媒という一の通信機関を使用する...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...正面のソファには霊媒の龍ちゃんが長々と横たわり...
江戸川乱歩 「悪霊」
...弟のハヤブサワケの王を媒人(なこうど)としてメトリの王をお求めになりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...媒妁人(なこうど)がなくてはならぬというので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そこで媒の婆さんが父親の室(へや)を出て帰ろうとしていると...
田中貢太郎 「阿宝」
...神はこれがそのやうな被造物の媒介によるのであると認知するいかなる能力をもまつたく私に與へなかつたし...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...媒介(なこうど)の植源などへ礼まわりをして...
徳田秋声 「あらくれ」
...市井性と政治性との直接・無媒介な結合物である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この哲学的契機の媒介によって...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...却って無媒介の直接的否定と何の選ぶ処もないだろう...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...二つの質的に相違するものの間に何等の媒介がないということではない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...具体を藉りてその媒介を待てば知の働きといえどもこれを文芸化するを得べしと云う事になります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...人格尊重の義務の法則はかかる媒介者の最も顯著なる一例であらう...
波多野精一 「時と永遠」
...桜井家の媒酌としてその村に行ってからことし九年ぶりになる...
服部之総 「加波山」
...暫時の間に無量の艱難を閲(けみ)し盡す媒(なかだち)なりける...
森鴎外 「舞姫」
...媒人(なこうど)の声がかりを賜わった主君のお従兄弟(いとこ)...
吉川英治 「新書太閤記」
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