...息子が結婚して、嫁の実家を尊敬するために「婿殿」と呼ぶことがある...
...「婿殿」と呼ぶとおとなしい男性に見えるというイメージがある場合がある...
...「婿殿」と呼ばれると、年齢に関係なく敬意が払われることがある...
...「婿殿」という言葉は正式な場面で使われることが多い...
...「婿殿」という言葉は、日常会話であまり使われることがなく、やや古風な言葉とされている...
...婿殿を迎える用意は何もかもととのうておるのに...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「幽霊花婿」
...たいてい婿殿のほうがかえって少しきまりが悪そうで...
寺田寅彦 「蒸発皿」
...婿殿にゃ姑の前で毒にならんくらいの小悪口(わるくち)もつくくらいでなけりゃならぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼女も幸せになれるんだがなあ! 貴方はそうすれば私の婿殿になるんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...お種さんの婿殿(むこどん)が唐木(からき)の商売(あきない)をしておるというのであッたら...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...花婿殿はふと花嫁御のために槍のお手なみが見せたくなり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...まんまと花婿殿を捕虜(とりこ)にしてしまった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これをその婿殿の許に連れゆくには...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...婿殿(むこどの)を先に立てて人あまたこれを求めに山の奥に入り...
柳田国男 「遠野物語」
...俺の娘と婿殿を見ろ...
夢野久作 「白髪小僧」
...結婚式の始まらぬ前から婿殿の処へ押かけて...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...惚れたお方を婿殿にと図星をさされた娘がテレ隠しに...
夢野久作 「鼻の表現」
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