...畏(かしこ)くも月宮殿(げっきゅうでん)の嫦娥(じょうが)...
巌谷小波 「こがね丸」
...支那にては、娥皇女英の涙、紫竹を生じ、虞美人の魂一夜剱光と共に飛び、青血化して原上の草となる...
高木敏雄 「比較神話学」
...(ニ)娥皇女英の涙は化して紫竹を生じ...
高木敏雄 「比較神話学」
......
田中貢太郎 「愛卿伝」
...ありゃ嫦娥(シンシヤ)の額(ひたひ)から照返(てりかへ)す白光(びゃくくわう)ぢゃ...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...桂(かつら)の都(みやこ)を逃れた月界(げっかい)の嫦娥(じょうが)が...
夏目漱石 「草枕」
...惜しい事に向うは月中(げっちゅう)の嫦娥(じょうが)を驚ろかし...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...高橋元子(もとこ)(藤間勘素娥(ふじまかんそが))の舞踊茂登女会(もとめかい)に出演し...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...すっかりつくりあげた人品(ひとがら)を「嫦娥(じょうが)」というふうにきめてしまっていたのだった...
長谷川時雨 「柳原※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子(白蓮)」
...地上に舞い降りた嫦娥(じょうが)であろうか...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...」そしてひたすら空の滄瀛へ眼を挙げてゐるピピアスの娥々たる画像に私は見惚れた...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...更にその金を結納として悴(せがれ)可立のために呂月娥てふ十八歳の婦(よめ)を迎えた...
南方熊楠 「十二支考」
...月娥夫の家に帰って房中でその銀を数え...
南方熊楠 「十二支考」
...月娥はその夫帰ってわが房に入ったと思いいた...
南方熊楠 「十二支考」
...理取嫦娥病裏顔」の句がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「何識仙人伴嫦娥...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...曹娥(そうが)と申すものの碑文でございます...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??