...くすくす笑ふ娘盛りの顏に出會ふ...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...娘盛りになつてからは...
石川啄木 「天鵞絨」
...娘盛りになつてからは...
石川啄木 「天鵞絨」
...6それによると夫人は娘盛りの時...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...船場時代から娘盛りの年頃になるまで...
谷崎潤一郎 「細雪」
...娘盛りにはこれでも十人並み以上であったろうと思われる...
田山花袋 「少女病」
...平生慈悲をかけられて、親からは、何か申しつけられて、十七や、八で――お方など、あの娘盛りには、四国町の小町娘で、付文を読むのに忙がしかったばかりでござろうがな...
直木三十五 「南国太平記」
...「ここにも娘盛りがいる...
中里介山 「大菩薩峠」
...はち切れそうな娘盛りと来ていちゃあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...十八の娘盛り、恵まれざる恋(ラヴ)の狩人(ハンター)達はその辺にウジャウジャしているのですから、この娘(こ)にはねられたのを縛る段になると、飯田町だけでも若い男の珠数(じゅず)が出来そうです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ついうかうかと娘盛りの二十歳(はたち)を越してしまったというのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...主人の姪(めひ)のお豊といふのは、十八の娘盛り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...美しい娘盛りのお万が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...娘盛りの脂(あぶら)が乘きつてゐるのと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘盛りの美しさが溢れて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...十八の娘盛りにしては...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...もう十九の娘盛りですが...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...多年の競争相手だった米国コリンス会社を完全にノックアウトした(一八五八年)ほどの実力――柄は小さいがサーヴィスは満点という娘盛りの一大船隊を擁(よう)して控えていた...
服部之総 「黒船前後」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??