...彼女の言葉には威望があった...
...彼の威望の高い立場に反論するのは難しい...
...威望を失うことを恐れて、彼は自分の意見を言えなかった...
...自分の威望を保つために、彼は厳しい決断を下した...
...威望のある研究者として有名な彼は、多くの学生に慕われている...
...徳川幕府の威望(いぼう)日に衰えて...
大隈重信 「青年の天下」
...東洋に於て威望赫々(かくかく)たる両大国の代表者は...
大隈重信 「平和事業の将来」
...國粹主義のアヂが獨逸の威望...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...親藩の威望を擁し...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...大隈伯の威望と伎倆と有て僅に進歩黨の頽勢を支持すと謂ふべきなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而も桂子は到底内閣を組織するの威望勢力なき一介の武辨なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...威望次第に高きを加へむとするの時に方り...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...時の政府の中心たる大久保利通の威望を利用して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而も桂子は到底内閣を組織するの威望勢力なき一介の武弁なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...彼れが赫々たる戦功に伴へる威望の力に由りたるのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...徳川家の多年の威望には及ばない...
中里介山 「大菩薩峠」
...山で大人(だいじん)(警官)といえば殆んど絶対者に近い威望がある...
中村地平 「霧の蕃社」
...顎の疎髯に聊かの威望を保たせてあるが...
平出修 「逆徒」
...かれらに死生をともにすることを望(のぞ)むだけの威望(いぼう)の足(た)りないことを感じていた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...また威望の根拠でもあるごとく見られていた...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一村全体の熊野社の威望を傷けることなくして...
柳田国男 「山の人生」
...じつは足利将軍幕府の創始と威望とを...
吉川英治 「私本太平記」
...この間に宗麟は著しくその威望を回復していた...
和辻哲郎 「鎖国」
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