...日進月歩の文明はこれで厶(ござ)いと威張る...
石川啄木 「漂泊」
...それで四千万の国民だと威張るけれども...
大隈重信 「国民教育の複本位」
...決して威張るのを無理とは言わぬ...
大隈重信 「平和事業の将来」
...決して分外に威張ることを欲せず...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...肱(ひぢ)を張つて威張るのも変になつて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...そんなに威張るなら...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...太陽は孤独だといつて威張る人がある...
種田山頭火 「其中日記」
...日本の中枢(ちゅうすう)と威張る東京人も...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「威張るな、貴島――小太郎を、連れて来い、小太郎を...
直木三十五 「南国太平記」
...男はふだんなんのかのと威張るけれどさて読みつくらとなるとさつぱり意気地がなくていつも負けどほしだつた...
中勘助 「銀の匙」
...威張れば威張るほど損をする...
中里介山 「大菩薩峠」
...生意気に威張る奴らがさ」「しかしそりゃ見当違だぜ...
夏目漱石 「二百十日」
...それを見た無茶先生は威張るまいことか...
夢野久作 「豚吉とヒョロ子」
...大新聞社が一層威張るように成った...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...「お前は自ら威張るほどの哲学者ではない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...威張るわけではないが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...えらい人たちの前に膝を屈し・身分の低い人たちに対して威張ることを常とした・ピュロスにならう気には...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...あんまり自慢して威張るから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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