...威厳のある態度に変っていた...
芥川龍之介 「三右衛門の罪」
...しかし如来は不相変(あいかわらず)威厳のある微笑を湛(たた)えながら...
芥川龍之介 「尼提」
...――或は一生の間でもあの威厳のあるシバの女王と話していたいのに違いなかった...
芥川龍之介 「三つのなぜ」
...」と越後が寝たまま威厳のある声で言ったので...
太宰治 「パンドラの匣」
...威厳のある声である...
太宰治 「パンドラの匣」
...「ラプンツェル!」と人が変ったような威厳のある口調で病床のラプンツェルに呼びかけました...
太宰治 「ろまん燈籠」
...威厳のある眼元に微笑を含んで手をさし出すと...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...甚だ威厳のある身のこなしで...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...しかも威厳のある微笑を浮べながら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...だがこの男は厳粛な威厳のある身振りで仲直りの挨拶をした...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...僧帽を被(かぶ)つた威厳のある立派な姿である...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...威厳のある風采は依然としてゐるのである...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...威厳のある風貌とに...
中島敦 「光と風と夢」
...威厳のある疲れた顔に入り混じった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...威厳のあるような...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...7295威厳のある...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...その眉間(びかん)には威厳のあるするどさと...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...五十年配の威厳のある提督...
山本笑月 「明治世相百話」
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