...彼は威儀高く振る舞った...
...会議での威儀の取り方に注意しましょう...
...女性としての威儀を保つのは大変です...
...先生は威儀を重んじる教育方針です...
...社交界では威儀がとても大切とされています...
...つづけさまに嚔(くさめ)して威儀くづれけり昭和八年一月二十一日 家庭俳句会...
高浜虚子 「五百句」
...さて威儀を正していかめしく申し渡すよう...
太宰治 「新釈諸国噺」
...莊重にして且つ豪華なるは大隈伯なり伊藤侯は威儀を修めて未だ雋俗ならず大隈伯は偉觀を求めて終に閑雅の風に乏し大隈伯に逢ふものは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...堂々と威儀を張って彼に言い聞かせようとした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...袴に威儀をただして...
中里介山 「大菩薩峠」
...世上幾多の尊厳と威儀とはこの湛然(たんぜん)たる可能力の裏面に伏在している...
夏目漱石 「草枕」
...出来るだけ威儀を整えて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...麻裃(あさがみしも)に威儀を正して居流れます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...なお典獄は威儀厳(おごそ)かに...
福田英子 「妾の半生涯」
...おれにはなんの支えもなく、元気もなく、威儀もなかった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...威儀があると同時に間(ま)の悪そうな趣きが...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...威儀師に親しく慣れつらんと思したるが...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...なんの威儀をも繕(つくろ)わず...
森鴎外 「山椒大夫」
...お召しに依って罷出(まかりい)でました正木で……生憎(あいにく)名刺を持ちませんが……」警部と予審判事は一層威儀を正して礼を返した...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
......
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...孫権は威儀を正して...
吉川英治 「三国志」
...武士たちの威儀を検(あらた)め...
吉川英治 「新書太閤記」
...事大主義は嫌いかと思えば、出入りの威儀、君臣の礼儀などには、徹頭徹尾、やかましやのほうである...
吉川英治 「新書太閤記」
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