...深(ふか)い因縁(いんねん)の姫神(ひめがみ)であらせられることは確(たし)かでございます...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...四雪をいただく岩手山名さへ優しき姫神の山の間を流れゆく千古の水の北上に心を洗ひ筆洗ふこの樂しみを誰か知る...
石川啄木 「唱歌」
...築山の真上に姿優しい姫神山が浮んで空には断(ちぎ)れ/\の白雲が流れた...
石川啄木 「鳥影」
...名も姿も優しき姫神山に挾まれて...
石川啄木 「鳥影」
...姫神山(ひめかみさん)の右の肩に...
石川啄木 「鳥影」
...築山の眞上に姿優しい姫神山が浮んで空には斷れ/″\の白雲が流れた...
石川啄木 「鳥影」
...名も姿も優しき姫神山に挾まれて...
石川啄木 「鳥影」
...圓い十四日の月がゆら/\と姫神山の上に昇つた...
石川啄木 「鳥影」
...姫神(ひめがみ)――明神は女体にまします――夕餉(ゆうげ)の料に...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...「大慈大悲は仏菩薩(ぶつぼさつ)にこそおわすれ、この年老いた気の弱りに、毎度御意見は申すなれども、姫神、任侠(にんきょう)の御気風ましまし、ともあれ、先んじて、お袖に縋(すが)ったものの願い事を、お聞届けの模様がある...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...赤沼の三郎は、手をついた――もうこうまいる、姫神様...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...新潟県南魚沼(みなみうおぬま)郡中之島村大木六)大木六ではこの姫神を巻機権現ととなえて...
柳田國男 「日本の伝説」
...島の神が姫神であった為か...
柳田國男 「日本の伝説」
...この姫神の社もある程の池だから...
柳田國男 「日本の伝説」
...機を織る姫神を清水のかたわらにおいて拝んだのも...
柳田國男 「日本の伝説」
...姫神山という美しい孤山が見えます...
柳田國男 「日本の伝説」
...とにかくにこの二人の姫神は姉妹で...
柳田國男 「日本の伝説」
...また他の地方では姫神であったことを語る以外に...
柳田国男 「山の人生」
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