...姫宮の家庭教師をかねて...
太宰治 「斜陽」
...かのくえんしの建立(こんりゅう)ありし姫宮(ひめみや)の持仏堂(じぶつどう)も思ひ出られて哀れなり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...セエラはどこかの姫宮(プリンセス)じゃアないかと囁(ささや)き合ったくらいでした...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...「今度姫宮接子さんが入るって新聞に出てましたけどほんとですか」と...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...姫宮がたもお隠れにならないで賢い遊び相手としてお扱いになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...さすがに姫宮の婚約が他人と成り立つことは願われないで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...無理あそばして御挙行になった姫宮のお裳着の式から三日目に院は御髪(みぐし)をお下(お)ろしになったのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫宮のことをお頼みになるお言葉とともに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一人の夫人となって幼稚な姫宮が行っておられることを心苦しく思召した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...桜だけは避けたらいいでしょうね」などと言って歩いているこの人は姫宮のお座敷を見ぬように見ていると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...この姫宮を幼い娘のように思召して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...若菜の賀を姫宮から奉らせようかと院はお思いつきになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六条院が晩年に朱雀(すざく)院の姫宮にお生ませになった若君で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...朱雀(すざく)院が晩年に六条院へお託しになった姫宮の例をお思いになって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫宮はどんな絵のことかと思召すふうであったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫宮に侍している女房たちは匂宮の前へ出るのをことに恥じて皆何かの後ろへはいって隠れているのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫宮を中宮は非常にお大事にあそばして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また自分がそれほど愛している妻があるとわかっておいでになって姫宮をお嫁(とつ)がせになることもなかろう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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