...げにこの姫君は、白かねもて造りたる十字架に基督の像つきたるを、鎖もて胸に懸け給へり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...深窓に育った姫君といったように...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...いかなる高貴の姫君や住みたもうらんと見てあれば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...姫君が床を離れない朝があった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...質素なふうで来ているのを恥ずかしがっている姫君を右近は美しいと思った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ほんとうにと思っているような姫君の目つきであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...このことなどはそれを証明するものだよ」「あちらの西の対の姫君はあまり欠点もない人らしゅうございます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏は小姫君の所にいたころであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...限りもなく美しく姫君を仕立てて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君を母として愛する心を今になって分けてもらいたいために譲るところがあるのでしょう...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...人が姫君をかしずく以上の華奢(かしゃ)な生活をおさせになるようでまばゆく見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...薫が客となって泊まっている今夜であることを姫君は思うと気がかりで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君の死は取り返しのならぬものであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君の所へ行って弁は話した...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君のほうへその手紙などは取り次いで...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...尼君は侍従という女房とこもきという童女を姫君付きにしてあった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宰相の君も実家の姉の話に行くえを失ったと聞いた宇治の姫君のことが胸に浮かび...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中将は姫君のほうへも次の歌を書いて送るのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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