...」――姫君はさう思ひながら...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
...かくまってあった姫君を...
泉鏡花 「婦系図」
...姫君が、その上に身をかがめ、管をもって流動食を、王の喉のなかに吹き込んだ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...古城の姫君にでもなった気ですっかり片づけている...
谷譲次 「踊る地平線」
...婆さんでも、男でも、美しい姫君でも、子供でも、何んでもいい...
豊島与志雄 「別れの辞」
...その命の今日か明日(あす)かと危ぶまれる美しい姫君のやつれきった面影にも等しいではないか...
永井荷風 「霊廟」
...初には飛鳥井姫君を疑ひて...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...兵部卿(ひょうぶきょう)の宮の姫君は子供心に美しい人であると思って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「あなたが姫君を手放すまいとするのはまちがっている...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただその式で姫君が袴の紐(ひも)を互いちがいに襷形(たすきがた)に胸へ掛けて結んだ姿がいっそうかわいく見えたことを言っておかねばならない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君の四つになる年のことである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...明石(あかし)夫人はそんなほうの才もあったから写し上げた草紙などを姫君へ贈った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君は大将が非常にかわいがっている子であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...中姫君(三女のなき時も次女は中姫と呼ぶ)には十三絃(げん)の琴をそれに合わせながら始終教えておいでになるために...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...ただこんなふうにだけ取り扱って別れてしまう心なのであろうかと思うことで姫君が苦痛を感じている時に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...だれのために私が尽くしたいと思うからでしょう」と大姫君は灯を近くへ寄せさせて宮のお手紙を読んだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夫人が感じよくさっぱりと装飾しておいた姫君の座敷へ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...世の姫君そだちの女性とは根本からちがっている...
吉川英治 「私本太平記」
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