...姫君はそれ以来乳母と一しよに侍(さむらひ)の廊(ほそどの)を住居(すまひ)にしてゐた...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
...姫君は話を聞き終ると...
芥川龍之介 「六の宮の姫君」
...そのまま姫君の習字の手本にしたらいいと女房らは言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...夫人には雲井の雁の姫君の今度の事件についての話をしなかったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君は源氏に恋をささやかれた時から...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...六条院の諸夫人も皆それぞれの好みで姫君の衣裳(いしょう)に女房用の櫛や扇までも多く添えて贈った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君の親である人たちらしくない競争である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君のお髪上(ぐしあ)げ役の(正装の場合には前髪を少しくくるのである)内侍などもこちらへ来たのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...妙齢に達した雲井(くもい)の雁(かり)の姫君は美しくなっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今度は男であればよいとお望みになったにかかわらずまた姫君が生まれた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君は二十五、中姫君は二十三になっていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あけてある東側の襖子から居間へはいろうと姫君たちはするものらしかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女王(にょおう)らは困る気がせずにおられるのではないが、総角の姫君は、自分はもうあとへ退(の)いて代わりの人を推薦しておいたのであるからと思っていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...大姫君はこの寂しい夜を訪(たず)ねたもうた宮をうれしく思うのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...総角(あげまき)の姫君の死を悲しみ続けて目ざす家へ弁は着いた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姫君が煩悶をしたこともあったとして悲しんでいることかもしれぬなどと同情がされるのであった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮様がどんなにいろいろなお望みを姫君の将来にかけておいでになりましたかと思われまして...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...生きていましてもとうてい普通の身ではおられない気のする私なのでございますから」と姫君は言う...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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