例文・使い方一覧でみる「姨捨山」の意味
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淺井洌 「信濃國」
...……わが心なぐさめかねつ更科（さらしな）や姨捨山に照る月をみて照る月をみて慰めかねつですもの...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...姨捨山の月霜にして...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...毎朝見る姨捨山の姿がくつきりとして来て...
岩本素白 「野の墓」
...姨捨山姨捨を訓して「オバステ」と読むも...
高木敏雄 「比較神話学」
...わが心慰めかねつ更科や姨捨山に照る月を見て月見れば千々に物こそ悲しけれ我身ひとつの秋にはあらねど中庭地白ウシテ樹ニ鴉棲ム...
萩原朔太郎 「月の詩情」
...姨捨山のほとりを歩いてみた...
堀辰雄 「姨捨記」
...それよりもつと古代の姨捨山は...
堀辰雄 「姨捨記」
...その冠着山からもう一度現在の姨捨山に移動して來てゐるのださうである...
堀辰雄 「姨捨記」
...さうやつて半日近く姨捨山のほとりを歩いてから...
堀辰雄 「姨捨記」
...此犬は姨捨山へ往て...
正岡子規 「犬」
...この犬は姨捨山（うばすてやま）へ往て...
正岡子規 「犬」
...誰も知つた信州姨捨山（をばすてやま）の話の外に伊豆にも棄老傳説があると云ふのは（郷土研究三の二四三）棄てられた老人には氣の毒だが...
南方熊楠 「棄老傳説に就て」
...アルプス山麓あるいは姨捨山などの痩土に...
村井政善 「蕎麦の味と食い方問題」
...姨捨山（おばすてやま）の月（わが心慰めかねつ更科（さらしな）や姨捨山に照る月を見て）ばかりが澄み昇（のぼ）って夜がふけるにしたがい煩悶（はんもん）は加わっていった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...和歌で有名になっている信州更級（さらしな）の姨捨山（おばすてやま）なども...
柳田国男 「母の手毬歌」
...ここにはただざっと姨捨山（おばすてやま）とよく似た話が...
柳田国男 「母の手毬歌」
...すなわち姨捨山と親棄山（おやすてやま）とではたがいによく似ている...
柳田国男 「母の手毬歌」
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