...彼女は常に委曲求全の態度で仕事に取り組む...
...委曲求全の精神は成功への鍵です...
...彼は委曲求全の性格のため、ストレスが多い...
...委曲求全であることは、周囲の人々から尊敬される...
...委曲求全の精神は、仕事でもプライベートでも役立つ...
...却って委曲を尽し得べしとさえ考えらるるのである...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...委曲(まつぶさ)に天つ神の詔命(おほみこと)のごと言ひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...委曲(つぶさ)にその父に語りき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...書きにくい文体で委曲を悉(つく)すように書き上げることはさほどむずかしいとも思わなかったが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...人が死んでからその屍骸の変化して行く過程を描くのに委曲を盡し...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...聊以叙二公性生活之委曲一...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...流暢にして委曲を極めて居た...
田山録弥 「尾崎紅葉とその作品」
...限られた紙幅とてその委曲を尽くすことは思いも寄らぬが...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...必ず委曲要領をつくすのみならず...
「木下杢太郎著『唐草表紙』序」
...委曲詳細(ゐきよくしやうさい)に喋舌(しやべ)り捲りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...賣れさうもない熊の膽(ゐ)を賣つて歩いて居たさうですよ」八五郎の報告は委曲詳細(ゐきよくしやうさい)をきはめます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...吾妻鏡は何等の委曲をも傳へず...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...天気の模様までを眼で見るように委曲をつくし...
久生十蘭 「予言」
...しかしこの委曲(いきょく)を知悉(ちしつ)していた人は世間(せけん)に少ないと思う...
牧野富太郎 「植物知識」
...「度々御前へ御出被成候よし、委曲被仰下、於私も拍悦之御事に候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...若(も)し委曲(いきょく)を告ぐれば身の上にも係(かかわ)るべしとの戒(いましめ)を聞きしと也(なり)...
柳田国男 「山の人生」
...実は私も委曲(くわ)しい事は知らんがなあ...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...いまもって恐ろしい悪夢からさめきれないほどである――と書面は委曲(いきょく)をつくしていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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