...わがヤクーツク造船所の販売代理権を極めて好条件で貴君の手に委ねることにつき...
海野十三 「地球発狂事件」
...個人は身を委ねるべき一つの普遍的な法則を請求している...
中井正一 「美学入門」
...その心中はこゝに讀者の賢察に委ねるより他はない...
長岡半太郎 「原子核探求の思い出」
...すなはち哲學的練習に身を委ねるもののみ死後その練習の成果を收め得るのである...
波多野精一 「時と永遠」
...息子を学童疎開に出して一人きりになつている康子に委ねる...
原民喜 「壊滅の序曲」
...こういう愚鈍な老人に遠征隊輸送の重任を委ねるのは...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...この本の原稿を出版者の手に委ねることも出來さうだ...
堀辰雄 「手紙」
...国王自ら無条件に大臣たちに進退を委ねる...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...偶然に委ねるしかない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それを召使や乳母に委ねることはない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...戦争はこの不幸な国を荒廃に委ねることを止めたことはなかった1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...工業及び輸送を外国に委ねる場合よりも低廉にこれらの事業を行い得るであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...身を委ねる事も出来た...
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」
...万事母たちの管理に委ねるのは当然なことです...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...疑わしい事柄における取捨選択はくじと偶然とに委ねる習慣があったことを伝えているのを見ると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...私は之を神の審判に委ねるより外ない...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...ちょうど一切を神に委ねる時...
柳宗悦 「工藝の道」
...それを政府の処分に委ねることになるであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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