...御姉様...
芥川龍之介 「秋」
...ほんたうに私は御姉様を御恨(おうら)めしく思ひました...
芥川龍之介 「秋」
...それでも御姉様は私に...
芥川龍之介 「秋」
...『姉様(ねえさん)、姉様...
石川啄木 「鳥影」
...走り上って「姉様...
直木三十五 「南国太平記」
...姉様はそのまましづかに足をはこび花のまはりを小さくまはつてもとのところへもどりながら「ほんたうにようございますこと」と巧につくろつてくれたのを私は心から嬉しくもありがたくも思つた...
中勘助 「銀の匙」
...姉様と私は向ひあひに坐つた...
中勘助 「銀の匙」
...姉様はいつになく快活であつた...
中勘助 「銀の匙」
...「お姉様、あなたが、一緒に、いらしって下さるところならば、どこへでも参りますが……」「おお、お前、目がさめていましたか、そうして、その白骨というところまで行ってみる気になりましたか」「お姉様の思召(おぼしめ)しなら、どちらへでもお連れ下さい」「では、お前、白骨へ行きますか」「はい……」「といって、すすめたわたしが、お前に素直に同意をされてみると、また二の足を踏みたいような心持...
中里介山 「大菩薩峠」
...姉様人形のように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...口紅に毒を入れて詩子(ふみこ)姉様を殺そうとしたのは...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...お姉様は私のお部屋へ泊ったの」「…………」「すると...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
...下座(したざ)に姉様(あねさま)が...
平出修 「夜烏」
...」一番近くに居た姉様(あねさま)は...
平出修 「夜烏」
...幅の狭(せば)い帯を締めて姉様(あねさま)を荷厄介(やっかい)にしていたなれど...
二葉亭四迷 「浮雲」
...何でもなくて……タッタ今お姉様とお話していたのよ...
夢野久作 「少女地獄」
...求太郎も勉強しておったか」「ええ、毎日、お姉様も、私も、お勉強しています...
吉川英治 「大岡越前」
...手拭の端をつまんで姉様冠(あねさんかぶ)りをしなおしている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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