...「――もう今日かぎり御姉様と御一しよにゐる事が出来ないと思ふと...
芥川龍之介 「秋」
...それでも御姉様は私に...
芥川龍之介 「秋」
...私(わたし)姉様の様に思つてるわ...
石川啄木 「鳥影」
...我朝(わがちょう)の姉様(あねさま)を仰向(あおむけ)に抱込(だきこ)んで...
泉鏡花 「印度更紗」
...姉様(あねさん)...
泉鏡花 「海異記」
...工芸館へ出品した伏見焼のような姉様(あねさま)や七福神の泥人形であって...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...お姉様のようにお美しい方のところへは...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...お姉様のおやすみになった寝台には何者か男性がいたことが確認されました...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...お姉様と一夜を共にした男を捜査中でございます」「では...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...お姉様(ねえさん)とならいいけど」「うん、じゃあお姉様と、ね、そんならいいでしょう」春太郎はお姉様のとこへ飛んでいって、たのみました...
竹久夢二 「街の子」
...私の姉様なぞよりずっと私のほうを可愛がって下さいまして...
太宰治 「葉」
...お部屋へ行って……早くお姉様へ手紙を書いて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...お幸福でいらっしゃるし……お姉様のお幸福を考えて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...深雪が「妾、お姉様の、笄(こうがい)と、肌襦袢とを、持って参っておりますが、それを、お父様の、お墓の横へ――お墓を立てましては?」「姉の墓よりも、己の墓のことを考えい...
直木三十五 「南国太平記」
...手拭の姉様かぶり...
林芙美子 「新版 放浪記」
...白紙を切つて姉様の製造(おつくり)に余念なく...
樋口一葉 「うつせみ」
...妾は大切(だいじ)な姉様の...
夢野久作 「白髪小僧」
...姉様と一所に死なして下さい...
夢野久作 「白髪小僧」
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