...それが人の来た容子(ようす)に驚いて、急いでこちらを御覧になりましたが、御姉様(おあねえさま)の御顔を一目見たと思うと、「御姉様...
芥川龍之介 「犬と笛」
...」「錦絵(にしきえ)の姉様(あねさま)だあよ...
泉鏡花 「海異記」
...工芸館へ出品した伏見焼のような姉様(あねさま)や七福神の泥人形であって...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...それからお姉様の枕頭にはレモナーデのコップがあったのです...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...お姉様につれられて...
竹久夢二 「街の子」
...小さくそそたる実の姉様が...
太宰治 「喝采」
...なんでも姉様がお婿をとって...
太宰治 「葉」
...お母様や伯父様やお姉様の志を継いで...
野村胡堂 「古城の真昼」
...「お姉様、あの化粧函を竜太郎さんの姉さんが持って来て下すったのは何時(いつ)頃?」「そうね、式の一週間も前だったでしょうか」勇美子の問が滑らかだったので、詩子(ふみこ)もツイ心安く答えてしまいます...
野村胡堂 「身代りの花嫁」
......
夢野久作 「猿小僧」
...姉様からあなたによ...
牧野信一 「香水の虹」
...「お姉様何がいいの」...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「お姉様の三の宮がおうらやましい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...こちらのお姉様の所で...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...姉様(あねさま)ごとの方言だと郡誌(ぐんし)にはあるが...
柳田国男 「こども風土記」
...特に姉様と呼ばれて区別せられる必要などは...
柳田国男 「こども風土記」
...その時のお姉様の御主人となっておられた貴方の御先祖……すなわち...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...求太郎も勉強しておったか」「ええ、毎日、お姉様も、私も、お勉強しています...
吉川英治 「大岡越前」
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