例文・使い方一覧でみる「姉川」の意味

...ひげ面男の姉川五郎は... ひげ面男の姉川五郎はの読み方
海野十三「少年探偵長」

...それを姉川五郎は... それを姉川五郎はの読み方
海野十三「少年探偵長」

...のちにひげづら男の姉川五郎に掘り出されて... のちにひげづら男の姉川五郎に掘り出されての読み方
海野十三「少年探偵長」

...いつか姉川五郎（あねがわごろう）という男から... いつか姉川五郎という男からの読み方
海野十三「少年探偵長」

...右は例の弥高（いやたか）から姉川にかけての小高い地点... 右は例の弥高から姉川にかけての小高い地点の読み方
中里介山「大菩薩峠」

...君も知ってるだろう、このごろ、江戸の老中といって、権勢のすばらしいお役所から、役人が出張って、土地の検査をして歩いているのだ」「うむ」「その検査ぶりが不公平だというんで、人民が動揺している」「うむ」「それから君、姉川の方面では、水争いがはじまっているのだ、百姓たちが、おのおの自分の田へ水が引きたいといって、血の雨を降らさんばかりに騒いでいる」「それは知ってる」「それからまた、この土地に絹の会所があって、そこの頭株に大金持がいて、そいつが横暴だといって、恨んで火をつけようとする奴が潜入している」「え、火放（ひつ）けが来ているのか」「そうだ、だから、今晩あたり、焼討ちがないとはいわれない」「焼討ちがかい」「うむ、火事があるかも知れない... 君も知ってるだろう、このごろ、江戸の老中といって、権勢のすばらしいお役所から、役人が出張って、土地の検査をして歩いているのだ」「うむ」「その検査ぶりが不公平だというんで、人民が動揺している」「うむ」「それから君、姉川の方面では、水争いがはじまっているのだ、百姓たちが、おのおの自分の田へ水が引きたいといって、血の雨を降らさんばかりに騒いでいる」「それは知ってる」「それからまた、この土地に絹の会所があって、そこの頭株に大金持がいて、そいつが横暴だといって、恨んで火をつけようとする奴が潜入している」「え、火放けが来ているのか」「そうだ、だから、今晩あたり、焼討ちがないとはいわれない」「焼討ちがかい」「うむ、火事があるかも知れないの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...姉川の時の水合戦の裁きぶりでもよくわかっている... 姉川の時の水合戦の裁きぶりでもよくわかっているの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...忠義のつもりでおられるのか」姉川（あねがわ）理には負けないと思う... 忠義のつもりでおられるのか」姉川理には負けないと思うの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...姉川の岸に備え立てた... 姉川の岸に備え立てたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...姉川の左岸に当る野村... 姉川の左岸に当る野村の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...まだ何も見えない姉川の一水（いっすい）をにらんでいる... まだ何も見えない姉川の一水をにらんでいるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...まだ死屍累々（ししるいるい）と渚（なぎさ）に洗われている姉川を... まだ死屍累々と渚に洗われている姉川をの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...姉川の合戦このかた... 姉川の合戦このかたの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...姉川の戦（いくさ）... 姉川の戦の読み方
吉川英治「新書太閤記」

...姉川の戦いにも、またその以後も、殊勲（しゅくん）のあるたびに竹中半兵衛は信長から幾度となく、恩賞も授かっているし、目通りも得ている... 姉川の戦いにも、またその以後も、殊勲のあるたびに竹中半兵衛は信長から幾度となく、恩賞も授かっているし、目通りも得ているの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...（秀吉から聞けば、そちは秀吉の臣たるのみでなく師とも仰がれておるそうだが、信長もおろそかには思わぬぞ）とは、かつて、姉川の役に、半兵衛の殊勲が聞えたとき、直接、信長から彼にもたらしたことばだった...
吉川英治「新書太閤記」

...姉川の上流梓川（あずさがわ）の水は... 姉川の上流梓川の水はの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...姉川（あねがわ）の合戦で... 姉川の合戦での読み方
吉川英治「新書太閤記」