...この姉さんの旦那かも知れねえよ...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...……姉さんは科(しな)よく消えたが...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...あんなかわいいのをふたりもつれて遊びあるいてさ」「いや姉さんふたりきりならえいがね...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...けれども近くには、新松葉の姉さん、そこから藝者にでてゐる妹の靜ちやん、幼友達や俳友もたくさんゐる...
心猿 「九月朔日」
...お前さんはその姉さんか身内ででもあるのかい」と云ってシゲシゲと妾の顔を見た...
海野十三 「三人の双生児」
...姉さんのところへ行って来て...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...姉さんだって、そうなのね...
太宰治 「葉桜と魔笛」
...多分姉さんのお譲りらしい古ぼけた銘仙の衣類を着て...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...それとも誰かいぢめたか何うかしの! あの仲姉さんが意地わるか何かをしたんぢやない?』その時呉葉は俄かに頭を振つたことを今でもはつきりと覺えてゐる...
田山花袋 「道綱の母」
...「あら、姉さん、とつてもきれいな夕燒ね...
新美南吉 「チユーリツプ」
...」「姉さん、カリスフォド小父さんに、あの話をした?」と、ドウナルドが大きな声を立てました...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...も一人の姉さんがあった...
長谷川時雨 「テンコツさん一家」
...……お京姉さんにも...
火野葦平 「花と龍」
...姉さんはその気になればもっと喋っただろう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...姉はそう考えると姉さんがすこし言いすぎたのね...
室生犀星 「童話」
...――知ってる? お姉さん...
山川方夫 「歪んだ窓」
...羽子板の姉さんのお顔がこんなになりました」お母さんは背中を撫で...
夢野久作 「黒い頭」
...「……姉さん、こんちは」彼が、その家の軒下へ立つと、金蓮の返辞は二階でしていた...
吉川英治 「新・水滸伝」
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