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饗庭篁村 「木曾道中記」
...京都の妻女へ送る消息でも...
芥川龍之介 「或日の大石内蔵助」
...小柄なそこの妻女(さいじょ)は玄関の口に立って知己(しりあい)の人と話していた...
田中貢太郎 「女賊記」
...「如何(いかが)なされた」一番に入って往った妻女と見知り越(ごし)の男が云った...
田中貢太郎 「女賊記」
...妻女縫はこのとき十五歳で長男昌太郎を産んだのである...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...独り妻女は貸借を許さず鑑賞を禁ず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...大妻女学校の会、奥田良三のあとへ出る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...――そこで加平は妻女を起し...
山本周五郎 「おれの女房」
...むさし屋の妻女があらわれたのだ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...頂戴にいってさきほど戻ったところでございます」妻女は口の欠けた土瓶(どびん)と...
山本周五郎 「橋の下」
...みれんなものですから」妻女はさぐるように彼を見まもり...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...妻女は死んでいる筈だから...
夢野久作 「空を飛ぶパラソル」
...(三)平生、同所にて作業せる石工にして、姪浜町七五番地ノ一に居住せる脇野軍平は、前々日来、その妻女ミツ、及、養子格市と共に腹痛下痢を発し、流行病の疑(うたがい)を受けて交通を遮断されおりしが、日ならずして本服後、二人に問い試みしところを綜合するに、頃日来(けいじつらい)、作業中、疑わしき人物の石切場に立ち入り、又は附近を徘徊(はいかい)せしようの記憶無し...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...後からついて來た妻女が氷嚢を男の額にあてて...
横光利一 「榛名」
...参右衛門の妻女の清江だけは帰らない...
横光利一 「夜の靴」
...首尾よく妻女山の本拠を窺(うかが)ってきたという殊勲者であった...
吉川英治 「上杉謙信」
...妻女山一帯を生ける屍の墓地としてしまっている...
吉川英治 「上杉謙信」
...『よく、私たちは生きてきた』と、妻女のお菊は、つくづく思う...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
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