...我れ死んだら老いたる祖父(おじいさん)や幼(いとけ)ない妹はいかに歎くであろう...
李光洙 「愛か」
...静子は小妹(いもうと)共の罪なき言葉に吉野と声を合して笑ひ乍ら...
石川啄木 「鳥影」
...そのまた妹におきせさん(東雲師の末の妹)という人があって...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...――理解していない親と子と夫と妻と兄弟と姉妹とが...
種田山頭火 「砕けた瓦」
......
田村乙彦 「育て力づよく」
...186 此二將の妹ヘーカベーはプリアモス王の妃...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...汝は光明のうちに汝の姉妹の童貞たちや汝の兄弟の天使たちと伍(ご)していたのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ちゃんとしたところをおっしゃい」「云えばどうするというんだい」「私はあなたの妹です」「それがどうしたというのかね」「兄さんは淡泊(たんぱく)でないから駄目よ」津田は不思議そうに首を傾けた...
夏目漱石 「明暗」
...「今日は飼っていた鸚鵡(おうむ)を売りました」と妹がいった...
夏目漱石 「倫敦消息」
...あの術を私ども兄妹(きょうだい)にお教えくださって...
野村胡堂 「幻術天魔太郎」
...イトコとか姉妹とかいうことで「おばさん...
野村胡堂 「胡堂百話」
...五人の兄妹の在所(ありか)を言へツ」平次もなか/\引いては居ません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...確かにこれなる妹早瀬に御渡し下さるだろうな」「よかろう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――お扇の妹のお篠(しの)と言ふのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女学校二年の従妹が...
牧野信一 「吾家の随筆」
...俺の妹は俺をうらんで...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...「妹(いも)とわれといるさの山の山あららぎ」(手をとりふれぞや...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...一人の妹がございます...
村山籌子 「プリンス・アド」
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