...妬みを受けたりした...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...デビーの妬み深いのは...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...時には彼等を妬みさへした...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...足も足掻(あが)かに一妬みたまひき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...しかしながら皇后樣のお妬みになるのを畏れて本國に逃げ下りました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...坊ちゃんの白を一方(ひとかた)ならず妬み憎んで...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...何となれば此の二政治家は單に進歩派の勢力膨脹を妬みたる外には...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...女性の妬み心はそれに集って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...明けても暮れても我(お)れが店おろしかお力への妬み...
樋口一葉 「にごりえ」
...しかし女の嫉妬に美を認めて之をうはなり妬み美しきかなと讃美した作者は自身も相当のものであつた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...平家に妬み持つ者ら...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...王の旧臣皆この男を妬み遠方から素性の知れぬ者が来て...
南方熊楠 「十二支考」
...妬みまでが烈しくずきずきと加わって行った...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...実れる月桂の枝わたくしはどんな花でも妬みませぬ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...な妬みそ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...生れて初めての激しい妬みを感じた...
山本周五郎 「菊屋敷」
...渡されてうれしと君の笑ふときわれ逢状とならましものを仇びとの名ある逢状ちらと見てわれや切なきもの妬みする或るときは古逢状を取り出しむかしの恋を泣くと云ふかなこの歌でも語つている通り...
吉井勇 「逢状」
...その感嘆もいつか妬みに似た忌避(きひ)となり...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??